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カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

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TENET。



※ネタバレ注意ですまじで※

とうとうこの記事を書く時が来てしまった…。
見てからかなり時間が経ってて(忙しくて感想が追い付いてませんでした)記憶が曖昧な事を除いても、これに関しては大したことを書ける自信がありません…。
私は映画館でこれを見て、見ながら色んな意味で泣きそうでした。
なぜなら
まじで何一つ分からなかったからです!!!!!!!!
もう、何がわからないのかもわからない。
何が起こってるのかも、誰と戦っているのかも、何の伏線がどう繋がっていたのかも
全然わかりませんでした(号泣)
あまりのわからなさに情けなくて辛く、すっごくしょんぼりしながら映画館を後にしたのを覚えています。
わたしって、自分が思う以上にアホだったんだなぁと打ちひしがれながらインターネットの海に潜ると
みんなわかんないって言ってた\(^o^)/
よかった\(^o^)/
私がバカなだけじゃないんだ\(^o^)/
ギリギリ、人権が保たれた…危ない所だった…。

難解な映画ってのは古今東西色々ありますもちろん。
でも、難解というのと不親切というのと面白くないというのは全部別で、個人的難解映画は2001年宇宙の旅とかみたいなのだと思うんですけども。
ノーラン作品は難解というより不親切系だと思うんですけど、今回のテネットは難解+不親切だったので…そりゃおいらにゃ無理だ…(白目)
ここまでわけわかんねぇの嵐なんですけど、困ったことに面白くなかったわけではないのですよね。
何でしょうか…とても面白いモノの片鱗を見て、その面白いモノの正体が知りたくて渇望してる…って感じかな。
面白いってことはわかるんだけど、全貌を理解するにはほんとに一回では足りないし、かみ砕いて説明してくれる人が必要、って感じwwww
もおやだwwwww

<あらすじ(書けるだろうか)>
CAI工作員の主人公(名前がない事すらずっと気が付かなかったんだ私は!)、今日も任務をがんばるぞと思っていたら、任務には成功するものの敵に捕まってしまい拷問を受ける。
情報を吐く前に自決したと思ったら、実はそれは何らかの適性を図る為のテストだった。
無事テストに合格した主人公は、「未来人」が起こそうとしている「あること」を止めるために戦いに身を投じていく。

はぁ…はぁ…がんばった。
これねーーーー
さらっと書いてるけど、私は終始「何と戦ってるのか」すら理解が出来なかったんです(泣)
いや、さすがに「今誰と戦ってるのか」とかはわかりますよもちろん。
でもその敵の目的?とかがずーっとわかんなくて…。
見終わった後にめっちゃ調べましたよ!!!!!!!!!!!!
結局、敵の武器商人・セイターは未来人の代理だったという事だそうです。
未来はどうも世界が良くない感じになっており、時間の流れの巡行と逆行を逆にすることで(ああややこしい)未来を変えようとしていた、みたいな感じっぽいです。多分。(んでこれをするのに必要だったのがアルゴリズムと呼ばれるパーツみたいなやつ)
テネットの世界では、時間は逆行できるようにはなったけど、例えばバックトゥーザフューチャーのような任意の時間にタイムスリップできるわけではありません。
逆行を開始した時点から、戻りたい時間まで同じ時間をかけて戻っていくしかないのです。
だから未来人は自分達が過去に乗り込むのではなく、セイターを代理に立てて戦っていたのです。
セイターが未来人に協力した理由は、ド底辺の生活から未来アイテムの力で成り上がった為と、自分が末期のガンなので、人類巻き込んだ自殺しーよう☆って事らしいです。(時間の流れを入れ替えると呼吸が出来なくなるので現人類は絶滅する)
はぁはぁ。
これも全部解説や考察を見てわかったことです。
うーーーーーんもう一回見たい。

で、これは超重要なネタバレなんですけど
実は主人公は「世界ひっくり返そうぜ連中」を倒そうとしているレジスタンスの代表だったんですよね。
相棒だったニールは実は未来の自分の指示で過去に送りこまれてきてたエージェントだった、と。
こりゃびっくりしましたね~~~~。
やたら最初フレンドリーだったのが「?」って感じだったんですけど、まさかそういう事とは…。
てかね!!!!ニールの事は知れば知るほど愛おしく、そして悲しくなるの!!!!
最後の戦い、まじで巡行と逆行が入り混じった、わけのわからない戦いなのでほんとに混乱するんですけど、要約すると主人公を助けるためにニールは命を落としてしまうんです。(正確には命を落とすという結果が見えていた、って感じなんですがややこしいので自分で見てください)
自分が何者だったのかを主人公し明かし、主人公を助けるために戻っていく(戻る=死の結果へ向かう)ニールの姿は涙を誘います…んでまたセリフがね…「これが俺たちの美しい友情の終わりだ」みたいな事を言うのが切なくて…。(カサブランカか何かのオマージュのセリフらしいんですが、ウィットに富んでてオシャレですよね…さすがノーラン、おしゃん代表)
というか冒頭のオペラ座での戦いで主人公を助けてくれたのもニールなんですよ。(あの変な5円玉ストラップでわかる)
もう…ニール…行かないで…ってなります(ノД`)・゜・。
この前半での伏線が後半で回収されるのってめっちゃ良いですよね!!!!
ヒロインの憧れた女性が実は自分だった、ってのがわかった時とかも超興奮しました!!!
余談ですが、このヒロインの人ほんと、まじで多分前世がキリン。
めっっっっっちゃ背が高くて、ちょっとびっくりします。
最初、「えらい小さい男の人ばっかやな!」と思ったんですけど違うの。この人が背が高いの。
190㎝以上なんですって!!!!
ちょっと妙な存在感ありすぎでしたね。美しいとは思いましたけど、悪目立ちだったかな…とは。

まあうんほんとにとにかく難解だった!!!!
これは私の致命的な弱点ではあるのですが、人の名前と顔を覚えられないという弱点があるので登場人物が多いとそれだけで混乱してしまうのですよね。
そして用語も難しかった…。
特に、物語のキーである「アルゴリズム」。これは未来人が時間の流れを変えるために必要なアイテムで、危険なものなので9個に分けて隠されているのですが…
ねぇ、一般人はアルゴリズムって聞いたら普通にコンピューターの演算方式の方が先に出てくるよね…???
もしくはアルゴリズム体操、とかさ…。
ただのキーアイテムにするなら、もっとわかりやすい名称にしてほしかった…。
映画内で「アルゴリズム」という単語が出てくるたびに混乱しましたよ!!!!!!

まあただ、ほんと面白くなかったわけではないのですよね、返す返す。
知りたい、もっとTENETの世界に関して知りたい!!!!!と思える作品でした!!!!
ノーラン最高傑作・インセプションを見た時も同じことを思ったなーって懐かしくなりましたw
まじで、2回目鑑賞したいです!!!!!!
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