※ネタバレします※
こちらはTwitterで通りすがりのオススメ情報を見て、ほな見るかと思って見たやつです。
軽い気持ちで見ましたけど、結構な鬱映画なのでお気をつけて!!!
ただ、救いはあります。
下げてから上げる系なら大丈夫って方はいけると思います!
<あらすじ>貧乏な母子家庭のエリックとエルマーは、貧しさ故に盗みで生計を立てる事もザラだった。ところが母親が体調を崩してしまい、身寄りがない二人は児童養護施設に入ることになってしまう。そこでは、子供への虐待や体罰が日常的に行われているのであった…。あらすじからもわかるように、これ子供への暴力やひどい仕打ちのシーンが超あるのですよ…。
だから超胸が痛くて…。
しかも実際にあった事件を元にしているというからさらに胸糞ですよね。
子供や、弱い立場にある人間を支配しよう、時には暴力で
というのは現代でもよくあることで、児童虐待のニュースなんかたまに流れては世間を騒がせますね。
家庭内のような狭い場所も逃げ場が無くて恐ろしいですが、こういう孤児院とかも同じなんですよね…。
どこにも行けない、無力な子供たち…。
しつけと称して振るわれる暴力はなんでなんでしょうね。ストレス解消なのか、本気で躾けだと思ってるのか…。
また、弟ちゃんが職員の変態に性的暴力もされてしまって…。もちろん直接描写はありませんが、胸が辛くて辛くて仕方が無かったです。
弟をお兄ちゃんが庇う兄弟愛が泣かせますね…。
このお話は最後に救われましたし、途中で善良な先生に助けてもらえたり、ハッピーエンドで終わることが出来ましたけど、そうじゃない例もきっとたくさんあるんでしょう。
孤独と恐怖に打ちひしがれて命を落としていった子も多くいるんじゃないかな。
日本だって幼気な子供が何人も死んでるもんね。
なかなかに重たく胸に留まる作品でございました。
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