※ネタバレちゅーいです※
劇場行こうか迷ってて、そのまま忘れ去っていた映画がプライムで配信していたのでこれ幸いと鑑賞致しました。
原作：湊かなえ
大人気ですねぇ。
公開時の煽り方がかなりサスペンス色が強い感じで宣伝されてた記憶があるんですが、見てみるとちょっと違いました。
なんか、SNS社会の現代への警鐘？みたいな？感じ？？うん、たぶんそんなかんじ。
＜あらすじ＞
ある化粧品会社に勤める美人OL（菜々緒ちゃん）が惨殺死体で発見される。
TV制作会社の契約社員ディレクターの赤星（たぶん綾野剛）は、菜々緒ちゃんの同僚や同級生などに聞き込みをし、独自の調査を進める。
そして浮かび上がってきた人物、城野美姫を、犯人と決めつけたような報道をするが…。
よくある「藪の中」系ミステリですね。
主観によって見解が違うお話。
同僚1から見た菜々緒ちゃんと城野美姫。
同級生から見た城野美姫。
世間から見る菜々緒ちゃんと城野美姫。
そして城野美姫から見た菜々緒ちゃん。
どの視点から見るかによって全部違って見える。
最初、同僚1の証言では菜々緒ちゃんは良い先輩で気立ても良い、的な感じなんですけど
実際には美人を鼻にかけたイヤミで意地悪な女でした。
だいたいそうなっちゃいますよね～～～美人な人って。
私菜々緒ちゃん大好きなので、やっぱりそういう役どころなのか、と悲しくなりました。
昨今よく話題になるネット炎上をうまく取り上げた作品だなーっというところはすごく面白かったです。
が、結構詰めが甘い作品だったなっていうのも思いました。
城野美姫をそそのかして車に菜々緒ちゃん置き去りにさせたあと、狩野（だっけ？）はどうやって車の鍵開けて運転してったの、とか（鍵もってねーじゃん）
城野美姫の大学時代の同級生は何のために抗議文なんか送ったのか、とか（だって城野美姫に初体験先越されるのがありえないって思うような間柄だったんでしょ）
アクが強すぎる美姫の幼馴染の引きこもりの子はなんで引きこもってるのか、とか
あのアクの強さは必要だったのか、とか…
色々気になるところが多かったです。
でもラストの、美姫と引きこもりの子のやりとり（ロウソクの灯りをゆらゆら）はすごく感動しました。
なんか良かった。
あ、あと不満がもう一つ。
Twitterでのつぶやきとかが結構出てくるんですけど、映画に出てる登場人物もつぶやいてた、ってことなんですよね？
それが、誰がどのアカでどんなことつぶやいてるのかってのがわかりにくかったです。
もうすこしそこがわかりやすかったら面白かったのになーって思いました。
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