※ネタバレくっそしてます。自衛してください※
これもプライム。
プライムだいすき。
これはね~~~~…。
うん、うん…。
結論:おもんない
実はですね、これ私一回見たことあるんですよ。
もう少し若かりし頃、GEOでレンタルして見た覚えが…。
なので途中で見るのやめようかと思ったんですけど、2回目の鑑賞だとどう感想が変わるかなって思って見てみました。
前に見たときは他に人もいたし、結構わーきゃー騒ぎながら見た覚えがあるんですけど
2回目見てみたら結局ホラー特有の
「ガタッ!!!!!」とか
「バーーーーーーーン!!!!」とかの「大きな音でびっくりさせる」だけなんですよね。
ストーリーや人間性などの「ゾっとする恐怖」ってのは皆無です。
皆無。
というかストーリーとか展開にツッコミどころが多すぎて、見てる途中に嫌気がさしたので、逆にメモりながら見てみました。
何はともあれあらすじをば。
<あらすじ>
拳銃の誤射により停職となった刑事ベンは心身を休ませていたが、復職に向けて警備員の夜勤の仕事に就くことにした。
勤務先はかつて大火災で多数の死傷者を出し、廃虚となったまま放置されている巨大ショッピングセンター「メイフラワー」ビル。
だが、折しもベンの前任者であるゲイリーが、ガラスの破片で喉を掻き切られて変死したという知らせが入る。
警察は自殺と判断したが、メイフラワービルに初出勤したベンを構内中に張り巡らされた無数の鏡と奇怪な出来事が待ちかまえていた。
そして、ベンの家族たちにも次第に恐ろしい異変が忍び寄る。
だが論理的な説明が出来ないため周囲の理解は得られず、ベンは僅かな手がかりを元に
メイフラワービルの立地場所で起きた事件を調べ始める。
↑面倒だったのでウィキからコピってきました。
【ミラーズのここがダメ】
・オバケの演技がヘタ
最初、鏡のオバケ的なモノが悲鳴的なものを上げて、主人公がその声の主を探すシーンがあるんですけど、オバケの悲鳴が棒。
ずーっと同じ調子で「あ”ーーーーーーーーーーーーー」って言ってるだけ。
なんか録音されてた声が再生されてるだけ、とかなのかな?って思ったらそういうわけじゃない。
いやさ、がんばれよオバケ!!
あと後半のもじもじくんオバケには失笑でした…ww
・子供部屋のポスターがツバサとネギマ
これは私がヲタクだからでしょうけど、気になって気になってしょうがありませんでした。
なぜにツバサ。なぜにネギマ。
子供が引きこもりの暗い子、とかって設定ならわかりやすいアイコンとしてヲタク的ポスターを貼ったならわかるんですけど、全くそんな設定は無い。
単なる…監督の趣味なの?そうなの?アジャ!
・なぜあの廃墟を警備しているのかがそもそもわからない
これがそもそもわからない。
火災で焼け落ちた建物を毎晩警備する意味ってあるの???
1週間に1回とかで良くないか??
放置はマズイのはわかるけど、毎晩毎晩ほんとに行かなくちゃいけないんだろうか。
もう少し強い動機付けすればいいのに。
あの鏡が超高価なんです~とかさ。
・割れた鏡で付いたキズは残ってるのに、炎で炙られても平気なのはなんでなんだ
単純に作画コストの問題なんでしょうかね。
なんかご都合主義が透けて見えますよね、こういうところから。
・口はあんなに簡単には取れない
この作品一番の見所が多分この、主人公妹が霊障により自ら
口を開きすぎて死ぬシーンだと思います。
グロ耐性が無い方にはかなりきついシーンなんですが。
絶対にあんなに簡単には口は取れない!!!!(笑)
人間の皮膚って思ってるよりちぎれにくいからね。
せめてカミソリで切れ込みを入れる、とかの芸の細かさが欲しかった。
ただ、見終わった後もずっと顎関節が気になります(笑)
・一軒の家にあんなに沢山鏡があってたまるか
主人公がかつて暮らしていた、現在妻と子供が暮らしているおうちなんですが
鏡がありすぎる!!!
ひと部屋に5枚くらいある。
そんなに鏡があるわけねーだろ!!!!
あんなに置いてたらそこかしこで合わせ鏡になっちゃってそれこそ霊障が出るわぃ。
・妻がポンコツ
ホラーにありがちな、ご都合主義ポンコツな妻にどうもイライラしてしまった…。
鏡と水には近づくなって言うそばからガンガン水の中に入っていって、うっかり電話投げて通話不能…みたいな。
息子の奇行時もイマイチ役に立たない。
かーちゃん、体張って止めてやれよ…。
あと、無駄におっぱいを強調するのはやめなさい。
気になる。
・どういう基準でこの現象に巻き込まれるのか不明
そもそもなんですけど
鏡に関わった人ではなく家族から殺すのはなぜなんでしょうね?
鏡に関わった人だけを殺すわけでもないし。(だって同僚の男性は全然無事)
この現象の元凶になった人物の家族は生きてるし。
なんなの。
何基準なの。
・「エシカー」が実在しちゃうのかよ
鏡の悪魔が求めたのは「エシカー」という名前。
前任者が必死になって探しても見つからず、残されたビデオで悲痛に「エシカーなんて存在しない!!!!どこにもいない!!!!!エシカーってなんだ!!!!!」って叫んでて、「おっ、これは人名に見せかけて実は違うものの名前だったり、アナグラムだったり、鏡だし鏡文字にしたら別の名前が出てきたりするんじゃない!?」ってわっくわくしたんですけど。
全くそんなひねりもなく、普通にごくスムーズにエシカーの居場所はわかります。
んやねん!!!!!
前任者がポンコツだっただけやんけ!!!!!!!
・修道女さんがかわいそうすぎる
件の「エシカー」さんは、悪魔に取り付かれており、青春真っ盛りの時期を気がふれた状態で過ごしました。
治療でなんとか悪魔を鏡に閉じ込めることに成功。
その後は修道女として神に身を捧げ、慎ましく暮らしておりました。
なのに、キーファーサザーランドはその修道女に「俺の家族の為に死ね」と銃で脅して修道女に再度悪魔を憑依させ、憑依状態で修道女を殺すことで悪魔を葬ります。
こりゃあんまりじゃん。
超かわいそうじゃん修道女。
なんも悪いことしてないのに…。
こういうときこそエクソシストとかの出番なんじゃないの!?
悪魔退治(物理)って…いくらなんでも…。
まあその報いかは知らんけど、キーファーは鏡の世界に閉じ込められちゃった感じなので、修道女もニヤリとしておることでしょう。
【ミラーズのここが良い】
・適度なグロ
例の妹ちゃんのところと、あとは首掻っ切るところ、ですかね。
さっすが切り株界の王子、アジャ。
・監督がアジャ
そう、アジャなんです。
アジャの映画、っていうだけで少し評価を上げたくなるマジック。
だってイケメンなんだもん。
無駄なイケメン、監督部門ではぶっちぎりで1位だよアジャ…。
アジャはできる子なんです。
ハイテンション、P2、ピラニア3Dなど、ゴアゴアのゴアな素晴らしいスラッシャー映画を作ってくれる良い監督さんなんですよ。
今回はちょっと、調子が出なかっただけなんです!
・かわいそうな修道女のリッカーみ
せめてヴィジュアルだけは…というスタッフさんの意気込みでしょうか。
造形は最高に怖かったです。
そしてパイプに張り付く姿がリッカーっぽくて最高でしたww
メモ取って見ると感想が的確かつ言い残すことが無くて良いですね!
反面、集中して見れないというデメリットもあります。
なので、「あ、これクソだ」って思った時はこうやってメモ感想にして
徹底的に重箱のスミをつつこうと思います!!!!!PR