カラスと机。

※ネタバレはします※

世界を救うトムシリーズですね。
公開当初は、子供に夢と希望と冒険を与えてきたスピルバーグ御大が本性を現したぞ！と盛り上がっておりましたね。
私は初見でした～～～。

＜あらすじ＞
うだつの上がらない労働者、トム。
離婚した元妻が新たな赤さんを生む里帰り出産に赴くため、既存の子二人をトムに預けます。
ぎくしゃく親子関係をしていると、街に突然の落雷。
なんとその落雷は、宇宙人の襲来の狼煙であった！！！

あらすじだけ読んでると、えらく古臭い話ですよねｗ
昭和っつーかなんつーか…ムーとかエリア51とか、そういうオカルト話の全盛期っぽいテイストです。
映像はキレイで迫力があって楽しかったです。
子役の女の子の演技がなんか迫力があるなーって思って見てたらダコタんでした！！！
さっすがダコタん…海外版芦田愛菜…。

面白かったか、面白くなかったかで言うと、面白くなかったです。
なんか、細かいところが気になっちゃって…。
まずからして、新しい旦那との子供を産む為に今いる子供を昔の夫に預ける、なんてことがあっていいの？
これって普通？？？私の感覚では超絶無いんだけど…。
新旦那としても面白くないだろうし（劇中は寛容にふるまってたけどさ）、旧旦那からしても面白くないだろうし（かつて愛した人が違う男の子を孕んで幸せそうにしてるのを見せつけられるってどんだけ～）子供たちも面白くないだろうし（普通に考えたら「お母さん、僕たちの事邪魔なのかな」って思っちゃうよね子供たち）
この妻、まじで何がしたいのかわからん…モテモテ幸せのアタクシを見なさいｗオホホｗｗｗなのかな。
ここが気になりすぎちゃった。
あと途中、子供見捨てるじゃんね。
あれもはぁ！？ってなったわ。
私だったらダコタんのことはずっとだっこかおんぶしとくし、最悪あの状況になったんならお兄ちゃん引きずってダコタんのところに行く。
いくら子供自身が行きたいって言ってるとしても、未成年の普通の子供が軍隊に飛び入りで入れるわけ無いし入ったところで確実に死ぬんだから、父親としては体張って止めろよ！！！ってイライラしちゃった。
避難先のやべーおっさん殺すところもさ、もう少しダコタんに配慮してあげてってなったし。
とにかくなんか、トムが残念でしたね。トムの役柄が、ね。
ラストも超もやるよね？
あんだけ世界的に大ダメージだったのに元妻新夫じーちゃんばーちゃんは全くの無傷で汚れてもいない、んであんな死確定状態でオサラバした息子も無傷。
一応結構頑張ったトムには誰も目もくれないって…。
どんなだよ！！！！！！
トム、色々あかんかったけどそこまでの仕打ちされるほどではないぞ！！！！！
ちな宇宙人は地球の窒素？だかなんだかに耐性がなくて勝手に死んでいくっていう末路だったんですが、これも結構わかりにくかった。

うん、おもんなかったねｗｗｗｗｗｗｗｗ