日々のつれづれと、見たものの感想。
昨今、金曜ロードショーさんが結構頑張ってくれていて、往年の名作映画なんかをよくやってくれるのでここのところは数十年ぶりに「金曜日は映画の日!」ってのを楽しんだりしております。
タイタニックもそんな流れの一環で鑑賞いたしました。
私のファーストタイタニックは小学生ぐらいの、かなり記憶もあやふやな頃でした。
やー、もうほんとね、まだ毛も生えそろわないくらいのおぼこいおぼこい小学生ですよ!!!
わかるわけ無いんすよね、この映画の魅力がさwwww
当時は大スペクタクルシーンである、船の沈没辺りしか楽しめておりませんでした。
そして、時が経つうちに「前半がめっちゃつまんない映画」として記憶の引き出しにしまわれていたのですが。
今、大人になってから見返してみると、名作と言われる理由が全てわかる、素晴らしい映画でございましたよ(当たり前)
身分が違う男女の恋愛ってのはホント古今東西好まれる恋物語ですよね。
それをうまく落としていて、とてもキュンキュンしましたよ…。
貴族階級に生まれて、何不自由のない生活をしているけど、自分の将来のレールが全て見えてしまっている状態のローズ。
婚約者もモラハラ男で全然好きになれそうにもない。
でも実はお家が傾いてるから、このモラハラ御曹司と結婚するしかないってなってる。
(余談ですが、かーちゃんほんと信じらんないよね。娘の幸せよりも自分が今の生活水準を維持したいだけっていう。「私に働けって言うの?」って…そうだよ、働け!!!)
そんな自分の未来をはかなんで、衝動的に自殺しようとしたときに、助けてくれた好青年(イケメンディカプリオ)とかね…そりゃね…もうね…惚れてまうやろ~~~~
!!!!!!
女はいつだって、夢を語る根無し草の自由な男に弱いんだよ…。
ただね…。
ここであえて言いたい。
大人になった、酸いも甘いも知った今だからこそいえる事。
ローズの絵を見る能力は確かであり、ジャックが画家として大成する可能性は大いにあったと思うのですけど。
それでもローズはあのモラ男と結婚した方が良かったんだと思う…。
今は物珍しいから新鮮に感じるかもだけど、貴族階級で暮らしてた人が庶民生活に満足できるとは思えないし、ジャックの収入は不安定だし、イケメンだって歳を取ればただのおじさんですよ。
って考えたら多少の事は我慢しても裕福な生活ができるほうが良いのでは…と思ってしまう。
何よりもタイタニックが沈んだ時、あのままならモラ男とローズはほぼ普通に助かったわけじゃん?
ジャックは死んだと思うけど、それって結果だけ見れば何も変わらないし…。
まぁ、人生で最大の恋を知って生きるか知らずに生きるかってのは満足度がかなり違うだろうから、それでもジャックと恋した方が良かったんだろうとは思うんだけどね。
しかし、最後の凍った海でのシーン、実際はスタジオの温水プールでの撮影だったんだって!
俳優さんってすごいよね。
確かに吐息はCGだなぁとは思ってたけどさwww
あの乗ってた板も、ほんとは二人乗れるサイズなのになんで乗らなかったのかっていうと、物語的に絶対ジャックは死ななくてはいけなかったからっていう監督の強い意志に笑ってしまいましたwww
こういう豆知識を得られるのもテレビ放送の特権ですね!
Twitterでわいわいしながら見るの楽しかったです!!!
プロフィール
P R