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カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

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仄暗い水の底から。


※全力ネタバレ※

結構なビックネームの邦画ホラーですが実のことを言うと今の今まで見たことがありませんでした。
決して避けてたわけではないんですが…二の足を踏みすぎましたねww
ありがとうございますプライム。

<あらすじ>
離婚調停中の松原淑美(黒木瞳)は娘と二人、あるアパートに引っ越す。
住んでみると、天井からの雨漏りが絶えず、雰囲気も微妙な上、水が不味い。
そんなことにはへこたれず生活していると、ある日娘が屋上で赤いバッグを拾う。
そのころから、娘・育子にはイマジナリーフレンドができたようで…。

全編を通して、どーーーしても、どーーーーーーーーしても気になった事があるので最初に吐き出しておくと。
黒木瞳の演技が合わない!!わたし!!!
なんなんですかね?あの、全セリフを息でしゃべるようなあの感じ…
気弱でなよなよした女の表現なんですか???
わかんないわ~~~やだわ~~~あれ
もう、ずっと「しゃっきり喋れや!!!!」ってイライラしてしまって、お話は割と面白かったのに全部台無しでした。

見ていなかった間にいろんな人からこぼれ聞いた感想がおしなべて「ホラーというよりもかわいそうなお話だった」というのが印象に残ってたんですが、見てなんとなくわかりました。
おそらくラストの、高校生になった娘と母親の邂逅の場面の事を言っていたんですね。
あそこはすごいグッときました。
ちょっと泣きそうだった。
あの、幽霊としてのシーンでは黒木瞳の吐息セリフも合ってたので、良い感じでございました。

全体的に強烈に怖いシーンはありません。(貯水槽がボコボコにされるシーンでは飛び跳ねて、隣に座っていた男子をも一緒に飛び上がらせてしまいましたが)
Jホラー特有のいや~~~~な感じ、という攻め方です。
あの、「だんだん広がっていく天井のシミ」とか「コップの水に混じる髪の毛」とか「風呂から溢れる汚水」とか、じわじわイヤな描写がなかなか良かったです。
雨で滲んで顔がぼやけた手配写真とかね…んもう…わかってるじゃん…!ってなるwww
しかしあれですか?
ミツコちゃんはまだあの貯水槽の中にいるってことです??
7年間?
水の中に?死体が?あるってこと???
……………(吐き気)
いや、さすがに臭いでわかるだろ!!!!!!!
管理人がマジ役に立たない管理人なんですけど、本当に役に立たないな!!!!!!!
7年間水出しっぱなしって、いくらなんでも気がつくやろ…!
水道代がすごく心配だわ!

惜しむらくは幽霊女児、ミツコちゃんがなぜひとりでいて、貯水槽で溺死するハメになったのかが全然わからないところですね。
例えばですけど、放置子で親に全く構われていなかった子でした、とか、虐待されてた、とかの背景があって一人寂しく溺死してしまった、とかなら
ラストの黒木瞳が自分の娘を守るためとはいえ、幽霊女児の母親になる(なって死ぬ)って行動をまだ理解できるんですけども。
普通、何があっても最後まで母というのは実子のそばにいるんじゃないんでしょうか…。
いくちゃん超絶かわいそうだった…。
あれトラウマになるよねぇ…。

あとですね、すごく解せぬと思ったのは…
あのマンション、他に住人いないんですかね???(笑)
あんだけ黒木瞳親子がバタバタギャーギャーやってて、顔覗かせたりとかも無いしwww
都会の人は心が冷たいって言われても仕方ないような無視っぷりでしたよねwwww

原作が「リング」とかの鈴木光司の短編集らしくって、水にまつわる怪談が収録されてるみたいなので見つけたら買って読んでみます!
ウィキ読んだ限り面白そうだった♪
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