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カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

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バーフバリ 伝説誕生/バーフバリ 王の凱旋。



※ネタバレとか関係ない!!!とにかく熱いパッションを感じて君もバーフバリを観ようぜ!!!※

…とうとう、とうとうやってきてしまった
この、バーフバリの記事を書く時が…!!!!!!!

2017年の夏が何のためにあったのか?
それはバーフバリを観るためにあったのだッ!!!!!!
あの夏、日本は燃えていた。そこかしこで熱い思いがぶちまけられまくっていた。
それは、バーフバリの後編、王の凱旋が公開されたからである。
この盛り上がりは凄かった。すさまじかった。
日本で公開されたインド映画は大抵ヒット作だが(版権めっちゃ厳しいから、絶対に当たるやつしか配給会社で取れないらしいね)このバーフバリは歴代インド映画を凌駕するスマッシュヒットとなった。
なにがそこまで人々を惹きつけたのか、一言で語るのは難しい。
なのでちょっとづつ言語化していこうと思う。

【バーフバリのココがすごい!こういう所がとっても好き!ポイント】
①筋肉が全てを解決する
一番の魅力は何といっても派手オブ派手のアクション部分だと思うのですよね~~~。
物語の骨子を一言で言うなら追放された王子の、国を取り戻すお話、となり、話の構造はほとんど「ライオンキング」と一緒です。
全く何も難解ではないので安心してください!!!
なのでメインアクションは戦争になるのですが、まーかっこいいです。
もう弾ける筋肉で、バッタバッタと敵をなぎ倒していきます。
結構神話じみた雰囲気なので、ちょっと普通の人間の基準とは違うのですが、なんでしょうか…ゾウも一撃で倒せるぐらいの怪力なので、基本全ては力でなんとかしていきます。
それが見ていて相当気持ちいです。
細けぇ事はいいんだよ!力こそパワー!!を地で行く感じ。

②ていうかとにかく全部派手
全体的に、演出がとにかく派手です。
衣装、メイクが派手なのは言うに及ばず、演技もものすごく派手で、決め台詞、キメポーズがもういちいちかっこいい。
マヒシュマティ王国の現女王、シヴァガミ様の目力だけで3人ぐらいは殺せそうな勢い。
アクションもとにかくストップモーションを多様して、ココ!かっこいいの!!!見て!!!!っていう制作サイドの大いなる意志を感じる作りになっております(褒めてます)

③ちゃんと歌って踊る、インドムービー要素がある
インド映画と言えばもう、歌って踊らないとインド映画ではありません。
力こそパワーの脳筋映画なので、他作品と比べればかなり少ないですが、それでもちゃんと歌って踊ってくれます。
しかもその使い方がめっちゃうまい!!!!
前編の見どころは、バーフバリがアヴァンティカと恋に落ち、戦士である彼女を女の子に変身させるシーンがあるんですが、そのダブルミーニングっぷりに脱帽でした。
インド映画って、基本的に直接的な性描写がNGなんですね。
なので、踊りで官能を表現しているらしいんですよ。すごくない?
バーフバリとアヴァンティカも、ワンナイトラブするんですけど、それによって物理的にも精神的にも「戦士」じゃなく「女の子」になる演出がたまらん良かったです!!
後編でも先代バーフバリとデーヴァセーナが夫婦になる夜を踊りと歌で表現しているんですけど、ファンタジー映画も裸足で逃げ出すほどのロマンチックな演出になっています…!!!
もう、女の子のロマンが全部詰まってますよ…空飛ぶお船最高かよ。

④言うて脚本やっぱ良いよね
単純明快で、ライオンキングとほぼ同じ、と書きましたが、言うてやっぱ脚本良いですよ。
冒頭、神話のように始まる物語が後半にかけて大スペクタクルになっていく壮大さは言うに及ばず、貼られた伏線はきっちり回収し切るのがすっきりさっぱり爽快です!!!!
最初の方のシヴァ像をぶっ壊すエピですら最後回収されててもうすげーーーーってなります。
徘徊して小枝集めるデーヴァセーナの在りし日の姿を眺めてしまうと、弟焼き殺すだけじゃ物足りなかったのではと思っちゃうし。
王家に忠誠を誓う身分故に初代バーフバリを手にかけなきゃいけなかったカッタッパの悲しみとか…辛いよね。
んで、完全版ではちょいちょい友情を深めるほっこりシーンが追加されてたりするので必見です。
あとデーヴァセーナの踊りもほんと素敵!!!!!
個人的にお気に入りのエピソードは、デーヴァセーナがセクハラ役人の指を切り落としてめっちゃ問題になっちゃった時、乗り込んできたバーフバリに事情説明したら、「それはデーヴァセーナが悪い!!!なんで首を切り落とさないのだ!!!!」って役人ぶっ殺すところですwwww
もう全人類女子が惚れるわ。

⑤女が強えぇ
これはあれですかね?ヒンドゥー教の神様とか神話とかをふんだんに盛り込んでるからかもしれませんが、とにかく女が強い!!!!
女が強い映画は本当に良いモノです。
ドーラしかり、鉄場の女しかり、アイアムアヒーローのおばちゃんしかり、女が強くて活躍している映画はやっぱり同性として本当にあこがれるし、かっこいいなって思います。
ヒンドゥーの神様達は結構血なまぐさい神様が多くて、女の神様もなかなかにファンキーな方が多いです。超有名なところで言うとカーリーとかですね。
そういう流れを汲んでいるのでバーフバリの女達も結構血なまぐさいですwww
シヴァガミ様なんかもうほんと、まじで、迫力すごすぎてちびりそうになりますwwww
デーヴァセーナも強いし、アヴァンティカも戦う女です。
とっても素敵。
んでそんな強い女達を虜にするバーフバリはもう強さのケタが違うんですけど…w
力+力=パワーオブパワーみたいな映画なので、大丈夫です!!!!!(何が)

色々書いてきましたが、結論としては、バーフバリはもはや映画ではなくエンターテイメント…アトラクションです。
全国各地で絶叫上映が行われ、マヒシュマティ国家が映画館に響き渡ったというとこからそのエンターテイメントっぷりがうかがえるでしょう。
この映画を見ずに死ぬことは、少し人生が寂しかったのではないかと心配になっちゃうくらいのことです。

しかも超絶ロングラン公演だったんですよ…びっくりするぐらい長くやっててくれたおかげで私も映画館で見ることができて本当にありがたかった…。
コロナ禍のリバイバルでもやってくれないかなって少し期待してたんですけどね…。
とにかく、もっと日本でマヒシュマティ王国民が増えて、ボリウッド作品がガンガン映画館で見れるような世の中になって行って欲しいと切に願います。
その時は、わたしと語り合いましょうね!!!!!!!!!!!!
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