忍者ブログ

カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

Home > > [PR] Home > 映画 > ニューシネマパラダイス。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ニューシネマパラダイス。



※ネタバレめっちゃします※

「好きな映画は?」的な質問があると、必ず名前が挙がってくる作品のひとつですよね、この映画。
ショーシャンクの空に、とフォレストガンプに次ぐぐらい有名な感動作、ということですが私は見た事ありませんでした。
どうにも血肉を求めるタチでして、泣ける映画とか感動する映画とかはあまり見ないのですが、アマプラにあったので見てみました。
結論から話しますと、大変な名作でありました(当たり前)

<あらすじ>
ローマに住む少年トトは、映画が大好き。
映画館に通い詰めるうちに映画技師のアルフレッドと仲良くなり、紆余曲折を経ながらも映画技師の弟子として働くことになる。
映画を通して出会う、ボーイミーツガールだったり、年齢を超えた友情の物語だったりする映画。

まあでも結構びっくりしましたね!!!
設定がかなり前のイタリアって事で、現代のコンプラでがちがちの世の中では考えられないような描写がたくさんありますwww
まず映画はみんなで大騒ぎしながら見る、とか
赤子を授乳しながら鑑賞するお母さん、とか
バスバスたばこを吸う子供たち、とか
結構カルチャーショックでしたwwww
金ローでやらない理由はこれかと納得www
ディズニーのピノキオとかも似たような理由で全然やらないですもんね。難しいね、そういう表現ってさ~~~。

んで、この主人公トトとアルフレッドの友情がすごく良かったです!!!!!
小さい子供とおじいちゃんが仲良くしてるのってどうしてこんなに暖かい気持ちになるのでしょうね。
トトがオカンにめちゃめちゃしばかれてるのを助けてくれたり、逆にトトがアルフレッドの支えになったり、と、とってもハートフル友情ストーリーです。
余談ですがこのオカン、昔と今で全くの別物なんじゃないかというぐらい人が変わってるのは30年という年月のせいなんですか?
幼少期のトトをしばきまわしてたオカンまじ怖かったんだけどww

友情ももちろんメインテーマではあると思いますが、主題としては郷愁、なんですかね。
トトは兵役終えて帰ってきたあと、もう村に戻って来るなと言われます。
それは、アルフレッドはトトの才能を見抜いていて、こんな狭い世界に留まるな、やるからには背水の陣で逃げずにやれという激励の言葉だったわけですが、見ててすごく悲しくなりました。
そうやって思って言ってるってわかってるけど…寂しいよね…泣ける~~~!

そうしてトトは一流の映画監督として成功を納め、アルフレッドが死んだ知らせを受けて30年ぶりに村に帰る…。
もう後半の畳みかけるようなノスタルジーで吐きそうです。
故郷を捨てた身としてはなんか…何かしら刺さるものがあるわ(笑)

アルフレッドの形見は、あのフィルムの小間切れなんだろうなってわかってたけど、それでもやっぱりラストは感動の渦でしたね~~~…。
とっても言語化しにくい、でもとても良質な感動をもらった映画でした。
映画って良いね。
PR

プロフィール

HN:
ネムリネズミ
性別:
非公開

P R