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カラスと机。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版:||。



さらば、全てのエヴァンゲリオン。
看板に偽りなし。
最高の最後をありがとうございました。
※これより下は完全にネタバレになっていますので、未鑑賞の方は絶対スクロールしないでくださいね。自衛してください!!!!※













































公開初日に劇場に見に行きました。
私の青春はエヴァ無しでは語れないくらい、この作品には大きな影響を受けました。
そんな、人生において重要な位置を占める作品がついに最後を迎えた、そしてそれを見る事が出来た。
それだけでもう大満足。
感謝してもしきれない。
作ってくれてありがとう。見せてくれてありがとう。
そして、今とてもさみしいです。
この次もサービスサービスゥ♪して欲しかった。

内容については概ね大満足ですが、正直に言うと見終わった直後は納得できなかった気持ちの方が大きかったです。
それはなぜかというと、私が強火のアスカ担だからです。
前回序・破・Qのまとめ感想を書いた際、マリの事をやっと認められるようになったと書いたんですが、それとこれとは話が違うというか…
やはりマリルート、マリエンドになるのかという落胆を覚えました。
ただね、これはめちゃくちゃに先方の事情もわかるので、このマリエンドで正しかったし、最適解だと思います。
これは素直にそう思う。
25年もシリーズをやってきて、ダブルでヒロインがいて、その両方がどちらもめちゃくちゃに人気があるキャラで。
シリーズの決着には、このヒロインに対する決着も絶対に付けなくちゃいけないという状況で、レイエンドやアスカエンドなんて絶対作れないじゃないですか…w
どっちを立ててもどちらかのファン(あるいは両方のファン)から猛抗議を食らうのは火を見るよりも明らかですからね。
その為のマリだったのはわかる。超わかる。薄々そんな予感はしてた。
でもな~~~…人間の心情としてさ…やっぱさ…アスカルートの世界、見たかったなって思っちゃうよw
中の人も言ってたけど、割とどの世界線でもアスカってかわいそうな運命なんだよね。
TV版はかなりなげっぱな感じで終わっちゃったし、旧劇場版の発狂からの覚醒からのついばまれるエンドとかさ…地獄だったし…。
アスカって登場時や、しばらくの間は勝気でかっこよくて、でも寂しい女の子っていう、めちゃくちゃ好きになる要素しかない魅力的な女の子なのにさ、進行上仕方ないとはいえかなり犠牲になっちゃうんだよね。そこがほんとにかわいそう。
そんなアスカを助けてあげたい、幸せになってほしいと全アスカファンが願ってて。
新劇場版でピッチピチに元気に動くアスカが出てきた時は最高に嬉しかったと共に「最後まで元気だろうか…」と不安になったものです。
新劇のアスカは前シリーズまでのアスカとは違い、「式波」アスカ。初回登場時から、このアスカは綾波と同じ、量産されたアスカだったんですね…。そして、それを自覚している。
また不遇な…。どこまでもアスカがかわいそう(ノД`)・゜・。
自分の価値はエヴァに乗る事だけ、と諦めながら、誰かに頭を撫でてほしかっただけと泣くアスカがかわいそうでかわいそうで…。
そして…それに寄りそうお人形…もといケンスケ………!!!!!!(驚)
え?え…?え?????ケンスケ????え??????けん…え??????
そーーーーーーーーなんですよもう
ここが一番ショックだったんだよ(ノД`)・゜・。
状況的にケンスケとくっつくのはわかる。世界は狭くなったんだし、極限状態を生き抜く中で、戦いで人を救う立場のアスカが知識と優しさで人を救うケンスケに思いを寄せる可能性、全然わかる。
わかるよ、わかるんだけど、まざまざと見せられると…やっぱりショックだよ!!!!!
なんだろうか…初恋の人が再会したら結婚してた、みたいな感覚。
自分ももう結婚して所帯を持ってるにもかかわらず、初恋の人が結婚してたら結構衝撃じゃない?その気持ちに近い。
新劇で、アスカは絶対に前シリーズよりずっとずっと救われてて、幸せになってると断言するけどそれでもなんだかモヤモヤするの…。
そういう気持ちw
だから、納得できなかったのは映画の内容云々じゃなく、自分の気持ちのせいなので!!!
作品は本当に素晴らしかったですよ!!!!!!!!
悲しかったけど、シンジとの関係にきっちりキッパリ結論が出たのも最高でしたよね。
アスカの「あの頃はあんたの事好きだったんだと思う。でも私が先に大人になっちゃった」ってセリフに対するシンジのアンサー「好きになってくれてありがとう。ケンスケによろしく」っていうやりとりが最高に良かったよね。泣ける…。
大人になったんやね、みんな…。
このやりとりしてたのが旧劇の赤い海のほとりっていうのも最高でした。
旧劇では自分を拒絶する初めての他者だったからさ…アスカ。救われてよかった…。
この場面でアスカの体が成長してるので、最後もあの平和っぽい世界で生きてる、ってことだよね、そうだよね、だよね、アスカ。

レイに関してはあまりよくわからないですが…レイは救われたのかな。
シンジはレイに対してはお母さんの面影的な感じの好意だったと思うので、レイを送りだしてすっきりさっぱりだったんでしょうけど
レイはプログラム的にシンジに恋をするように作られているわけじゃないですか。つまり作中唯一ずっと失恋しつづける事になってしまうのですよね?
それはあまりにもかわいそうなのでは…。
この辺の考察はまだわからないんですけど、でも黒波が第三村の生活を通して人間になっていくところ、めちゃくちゃ良かったよね…!!!!!!
中の人、黒波と綾波で声色変えてるの芸が細かくてすごいなーって思った。
第三村、色々と衝撃だったけど、でもトウジとケンスケと委員長が生きててくれてほんと良かったよ…わたしてっきりエヴァインフィニティになっちゃってたのかと思ってたからさ…。
エヴァを通してのテーマって、大人になるってことなんだろうね。
トウジもケンスケも委員長も大人になってた。彼らは順当に成長して大人になったわけじゃなくて、状況的に大人にならざるをえなかったわけで、そんな彼らに救われて、一つ成長するシンジっていう構造もすごく良かったよね。
あそこの下りが長かったっていうひともいるけど、あそこを丁寧にやったことで黒波との別れや、フォースが始まった時の絶望感とかがより際立つし良かったと私は思う。
なにより、ヒカリが黒波にありがとうやさよならの意味をすごく優しく教えてあげてて、それがめっちゃ良かったよね。
置手紙、ぐっときたよ。
キャッチコピーも深読みしちゃうんだ…。
ヒカリが教えたさよならの意味は「また会う為のおまじない」だもんね…(涙)

たくさんの訳のわからない学術用語やロジックの嵐だったのもエヴァらしくてよかったと思います。
全然意味は分かんなかったけど、体で感じましたw
特にヴンダーがL結界面だかなんだがをガリガリして進んで行くところあたりの説明やらなんやら、もうわけがわからないの洪水だったんですけどかっこよかったので問題ないですwwww
あの辺で、ミサトさんとシンジくんにもきっちり決着着いたの良かったですよね…(涙)
コーキウチヤマにも驚かされましたし…なんて見どころと語りどころの多い映画なんだ!!!www
そして会話中だろうが良い感じの雰囲気だろうが何だろうが全く予備動作ゼロでヘッドショットするりっちゃんに惚れ直しましたね。
もう親子丼ぶりしちゃダメだぞ…☆
ミサトとりっちゃんの友情ってマジ最高じゃないですか????|
ミサトさんが最後玉砕する前にりっちゃんとやりとりしてるところとか、お互いの信頼関係がすごくわかって泣ける…。

カヲルくんは…あれは概念?(笑)
シンジのなかのカヲルくんだったのかな?カヲルくんに関しては全然分かんないことだらけだwww
ゲンドウと電車で対話してるところらへんはイマジナリーカヲルくんなのかなって思ったけど。
そんなことよりも渚指令ってどういうことなの、教えて加持さん!!!!!wwww
オーラスのところで、向かいのホームでカヲルくんとレイらしきひとがいたのは、レイはカヲルくんと結ばれたってことなのかな。
さすがにそんな単純な話ではない…か。

大人になったシンジ君。
年上のおねえさんに揶揄われても大人な感じで切り返せる。
成長したね…!!!!神木きゅんの声にはびっくりしたけどwwww緒方さんが微妙な反応してたって風のうわさで聞いたけど、どうなんだろう。
二人で明るい、駅の外に(シンジ君はずっと電車に乗っててその中でうじうじしてたから、そこから降りて駅から出たってことよね)駆け出していく姿に涙ですね…。
距離が近かったりおてて握ったり、もう二人付き合ってるんやなって感じの雰囲気ですが実際どうなんでしょうね。
漫画版の設定が保たれてるなら、マリはレズビアンのハズなのですよね。
愛した人(ユイ)の忘れ形見だから、ってので保護者的な立場になるのか、恋愛関係になるのか…私にはわからない…なぜなら私は強火アスカ担だから…あんまり考えたくないwwww

あー終わってしまった私のエヴァンゲリオン…とてもとても良かったよ。
続編は無くて良いけど、定期的に再放送してほしいなww
TV版も旧劇も新劇も漫画も、全部全部大好きだよ。
さよなら、はまた会う為のおまじない!!!!!!(自己暗示)
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