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カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

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粘膜人間。


※作品の性質上、ちょっと過激な表現がありますよ※

なんか、めちゃんこホラーな小説が読みたいぜ、と思って色々検索して良さそう、と思って読んだらとんでもないキワモノ小説でござった、という
良い感じにネットという情報の坩堝に翻弄された一件でございました。
すげかったです。
なんというか、多分悪い意味ですげかったです…。

<A☆RA☆SU☆ZI>
なんちゅーかあらすじもクソも無いような気もしますが…。
あるところに、普通の兄弟と、異常な義理の弟がおりました。
義理の弟は小学6年生ながら身長195cm(うろ覚え)、体重100kg超えの巨漢。
日がな兄達や義理の父親に暴力を振るい続けるのでした。
その暴力というのが命に関わるレベルなので、兄弟はついに弟の殺害を決意。
自分たちではとても敵わない、ということで近所に住む河童に殺害を依頼しようとするのだが…。

あらすじを書くだけでもめまいがするような内容ですよね…
なんだ巨漢の小学生って!
てか河童って!!!!か、カッパさんですか????
いやうん、ほんとに河童なの…頭に皿があるあの河童さんね…。
まあそういう感じの、ちょっと現実じゃない世界の話なんですよ。
河童がいる世界線。

まあそっから時代錯誤の村八分にあってる美少女を巡る股ぐら泉にマラボウをソクソクする系の話や、美少女が串刺し拷問にあう話や、河童と巨漢小学生の滅茶苦茶にグロテスクな文字通りの死闘や、まさかの近親相姦の話など…
この世のタブーの吹き寄せみたいになってる小説でした☆

河童の語彙がなんとも面白いですよね~…股ぐら泉ってwww
なんていうか、この奇妙にねじれた日本語が、この物語のあり方をも表現しているような気持ちになりますね。
ぱちゅぱちゅよりも卑猥な気もするし、ソクソク。

あとなんといっても見所は、村八分にされた美少女ちゃんが政府の検閲…というか拷問にあうところです!!!!
兵役を逃げ出した兄の行方の知っているのではないか、と疑われ、壮絶な拷問にかけられてしまうのですが…
水責めだけでも大変ヤバイ感じなんですが、その後変な薬を打たれ、自分の死を疑似体験するという拷問を受けます。
これが幻覚なんていう甘っちょろいものではなく、本当に起こっていると言っても過言ではないくらいのリアルな体験をすることになります。
その幻覚体験の中で、お尻の穴を切られて、油を塗った鉄の串をお尻の穴からじわじわ突っ込まれ、内蔵をえぐられ、気管を貫かれ、蕎麦を吹き、首まで串を貫通させられてしまうんですね…。
もうここがほんとに痛ましくて…5文字読んでは本を閉じ、5文字読んでは本を閉じ…と
休憩に休憩を挟みながらじゃないと、とても読めませんでした。
そんだけのとてつもない体験をしてでも吐かなかった、美少女のヒミツ。
それこそが、逃亡した兄との不貞行為、いわゆる近親相姦だったのであります。
これね…ほんまね…

思わずオエー鳥召喚するくらい気持ち悪いです…
近親相姦ネタほんとダメで…地雷です…むり…
その上、この美少女ちゃん既に兄上を手にかけちゃってるからね!
殺っちゃってるから!!
もう愛しさ余って憎さ百倍を地で行き過ぎだから…!!!!

巨漢の弟も…すごい嫌な存在でした。
記憶を失っている間はまだかわいげがありますが…つかこいつも極度のマザコンだからね!
きもちわりー。
こいつと河童の行くところ、血しぶきと肉塊の嵐ですよもう。
最終決戦の結果は書かれてませんが、きっと筆舌に尽くしがたい惨劇が繰り広げられたことでしょう。

余談ですが、冒頭河童との仲を取り持ってくれる退役軍人さんが出てくるんですが
まぁびっくりするほど変態紳士で。
物語のしょっぱなに男子中学生の柔らかな手のひらでソクソクだったので、その時点でお察し案件だったんですね。
読み進めた私が馬鹿だったんだなー
いやうん
まあうん、でも、ほら
それがさ
決して、決してつまらなかったわけじゃないのが、その
背徳感というか…罪悪感というか…
嫌悪する側の人間でいたかったなぁ(遠い目)っていうか…

とにかく、絶対に人にはオススメできないし持ってることがバレたら人格を疑われる小説ハイランカーであることは間違いないこの小説…
なんと恐ろしいことに、シリーズものです(爆)

私どうするんだろう
続き買うんだろうか
ちょっと…2年くらい悩みますね(笑)
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