最近の忙しさにかまけて、ちょっと前に読み終わってたのに感想全然書けてませんでした(´・ω・`)
とうとうこれが十二国記本編はラスト…感慨深いですね。
実は本日が十二国記最新刊の発売日なんですよwww
一応、最後まで読み終わりましたよ〜〜〜!
魔性の子も含め!
なのに、なんと今日超大型台風が日本を襲っていましてwww
リアル蝕となっております!!!!!
昨日魔性の子読み終わったばっかりだからタイムリーすぎるわ!
しかも、今MHWIの配信イベントで、
「角の折れたキリンクエスト」ってのがあったんですよ!!!!!
それが十二国記発売日の前日…すごくない???
なんなんこのシンクロニシティ…こわいわwwwwwww
この「黄昏の岸」は、魔性の子とセットと言っても過言ではない感じでした。
長らくやきもきしていた、泰麒行方不明事件に触れるお話になっております。
やっと謎が明かされる!!!!!!!
<あらすじ>戴国王の家臣の裏切りにより、王は行方不明、泰麒は角を折られ、弾みで起こした蝕により、蓬莱(つまり元々いた世界である日本)に流されてしまった。王と麒麟を失った戴国は、手詰まりとなり、反逆者阿選の思うがままとなっていた。このままでは国が沈むと危惧した戴国将軍・李斎は、謀反の濡れ衣を着せられながらもなんとか国を救おうと、隣国の胎果の王である陽子に助けを求めるのであった…。
この巻は、いままでちょいちょい小出しにされてきた戴国にあった変事のお話、特に泰麒サイドのお話になっています。
李斎は風の海迷宮の岸で描かれたように、昇山した時に泰麒と仲良しになってて、言うなれば泰麒のモンペなのでwww
大切な泰麒に何かがあった!!!!ということでもうなりふり構わず必死。
利き腕が壊死しても歩みを止めず、助けを求め奔走します。
そこで頼られたのが我らが慶国王・陽子でした~。
陽子は蓬来(日本)で育った胎果なので、きっと泰麒に同情して助けてくれるだろう、という算段。
実際陽子は李斎の様子をみて、絶対に力になることを約束します。
李斎はもう、泰麒の為ならなんでもする!!!ってなっちゃってるので、最悪慶が滅んでも良いやと思っています。
といいますのも、この十二国記の世界では、王が自軍を率いて他国に侵入しちゃダメ、という天の決めたルールがあるんですね。
それを破ると王は死んでしまうし、国の号が変わるぐらいの大罪とみなされちゃうんです。
延王が慶を助けてくれたときは、慶王の陽子の要望で延の軍を陽子に貸しただけだからOK、ってことみたい。
戴は今国王が行方不明なので国王に兵を貸すってことにできないので、無理に兵を派遣すると陽子が死んでしまう。
これは余談ですが、こういうシステムがある以上、この世界では国同士の戦争は起こらないですね。
戦争を起こさないためのシステムなのか~…なるほど。
陽子はこの世界にまだそこまで馴染んでないので、色々違和感を感じてます。
なんで12個しか国がないのに誰も協力しないの!?とか
民救済システムもっと整えようよ、とか
そもそも天網ってどういう基準で発動するの!?誰かが見張ってるの?それともオートなの?とか
そんな陽子だから、なんとか李斎、ひいては戴を助けてあげたいと思う。
そして、そんな陽子を見るうちに李斎は陽子が好きになっていき、慶に滅んで欲しくない、と思うようになる。
そしてそして、延王始め12国の王と麒麟が、陽子の働きかけで泰麒を助けるために動くという展開になっていきます!
胸熱ですねぇ…!!!
結局見つかった泰麒は血の汚れで病んでおり、角を怪我したので麒麟の力を全て失っててただの人という最悪の状態でした。
すっごく冷淡に言うと、もう泰麒は諦めて切り捨て、次の麒麟を作ったほうが良いと思うんですが、もちろんみなさんそんなことはしません。
無理やり蓬莱から十二国記の世界へと連れ戻したのでした。
汚れた泰麒を救うために、五山のもっと上、天界と繋がると言われているところに連れて行き、西王母の力を借ります。
この西王母という人物に会うことで、陽子は天界というものに疑問を覚えます。
妙にシステマチックな天界の仕組みに、ファンタジーだと思っていた世界が実は高度な管理社会なのでは…という疑惑が浮かぶのです。
面白くなってきましたね~~~~。
なんか読んだのが結構前で、感想というより解説になってしまいましたが…。
天界の謎なんかも今後明かされたりするんでしょうか?
新刊楽しみです!!
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