※全部ネタバレしますので未読の方はご注意を!※
シリーズの2作目でございます。
いや~~~~すっごい読むペースが速いですwwww
これも平日の1日の通勤時間とお風呂の時間で読み切ってしまったwwww
めちゃくちゃ面白いので続きが気になってどんどん読んじゃいます…すごいわ~おもしろいわ~。
今回のお話の舞台は、黄海と、戴国。
戴国の麒麟である、泰麒が主人公のお話になります。
1作目である月の影影の海でちらっと話が出てきた戴国…
ん?
待てよ、戴国の麒麟は綺麗な黒麒麟で、
行方不明で生死不明って言ってなかったか???
戴王も…。
………めっちゃ不吉な予感がするぜ…と思いながら、恐る恐る読み始めました。
どっこい、読み始めてみたら1作目と比べて随分と穏やかな気持ちで読めるお話ではありませんか!!!!
もう何よりも泰麒が…ん
めちゃんこかわいい!!!!!!!!(爆)
蓬来(日本)に蝕によって流されてしまった為、10歳まで普通の人間として暮らした泰麒は麒麟っぽいことが何もできません。
使い魔を捕まえることもできず、本来の姿である麒麟に転変することもできない。
そんな自分を卑下し、やはり自分はダメな子なのだ…と思い悩む泰麒がもう、かわいそうでかわいそうで…。
というのも泰麒、めちゃくちゃ良い子なんですよ!!!!!
素直で明るくて気が利いてやさしい。
しかも珍しい黒麒麟なのでレアリティも高いのです。
そんな麒麟のお世話係として女仙がたくさんいるんですけど、みんな超過保護wwww
誰かに傷つけられたりしようもんならもうめっちゃ罵るし脅す!!!!!
んで、私も女仙と同じ気持ちで読んでましたwwww
もうモンペですwwww
麒麟の一大使命である王様選びが始まり、ちゃんと王様を選べるのか不安になる泰麒。
我こそはと集まった人々の中で、なんとなくこの人怖いなって思った驍宗と親しくなります。
まぁこの時点で驍宗が王で怖いって思う気持ちこそ天啓なんだろうなって思ったんですけどwww
泰麒はそれに気がつきません。
驍宗を守るために伝説級の妖魔を折伏したり、驍宗が王になれない以上戴国を去るといって去った後に、なんだか離れたくない…って思ったり
もう!!!!
それが恋だよ!!!!!!!!!!!(違)
っとめっちゃやきもきしますwwwwww
驍宗の為にすごい力を出したり、転変ができるようになったり、と
ほんと恋する乙女かな?っていう活躍っぷり。
最初、天啓が無い(と思い込んでるだけ)のに王に選んでしまった…どうしよう…ってなってた時、「もしかして…驍宗の、情で選んでもらえるようにするための策略だったのか?」と深読みしてしまい
いつ全てがどんでん返されるんだろうか…と胃をキリキリさせていたんですけど
すいません!!!!!
心が汚れた大人ですいません!!!!!!!(スライディング土下座)
すっごく大団円なラストでほんっと、ほんっとごめんってなったwwwwwww
エピローグもさ、戴冠式の直前のところだったから「もしやこれは…戴冠式で驍宗にひざまづくことができなくて大混乱になって終わるエンドでは…」って深読みしすぎてさwwwwww
最高に暖かいエンドだったのでほんと申し訳なかったwwwww
疑ってごめんwwwww
いや、あの、ほら、冒頭話してた前作でのエピ(泰麒も戴王も生死不明の行方不明)を引きずりすぎたわ。
そのエピはきっとこの長い物語の中のどこかで回収されるのでしょうね…。
いや~汚れた大人ですまん。
あと本作の見所はなんといっても
麒麟同士の麗しき同族愛(延王いわく)ですよね!!!!!
前作に出てきた景麒の人となりがわかってツンデレに萌えたり、泰麒に懐かれることで徐々に心を開いていく様は最高に尊かったし、泰麒の為にみんなでひと芝居打ったとき、やりすぎた延王総スカンで景麒延麒がぎゃーぎゃー文句言うのかわいすぎかよだし、延麒が飄々と先輩ヅラしてんのがめっちゃかわいくて、もう麒麟激推しなんですけど…!!!!!!
なんだかとっても邪な気持ちになっちゃうわwwww
景王の気持ち、めっちゃわかる(真顔)
できれば麒麟がひどい目にあうのは見たくないな…。
次のお話は延王と延麒のお話みたいなので、めっちゃ楽しみです!!!!!!!!
二人共胎果っていう異色のコンビだもんね。
また延麒は泰麒並に小さな子なのがとってもかわいくて良い!!!!!!
どうかひどい目に会いませんように…。
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