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カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

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ぼぎわんが、来る


※ネタばれには配慮しておりません。未読の方はブラウザバック推奨※

今映画化とかされてて話題ですよね~~。
本屋さんでよく見かけてて、「でも映画の原作って割と大衆向けで面白くない事多いしな~…」っと二の足を踏んでいたんですが
読んでよかったです。めっちゃおもろいです。

<あらすじ>
名前を呼ばれても、決して返事をしてはいけないーーーーー
ソレは、山に住んでいる。
ソレは、迎えにくる。
得体の知れない訪いがあっても、決してドアを開けてはいけない。
幼い頃に訪れたソレは、大人になった今再び姿を現した。
正体不明の怪異に晒されるのは、平凡なサラリーマンで「イクメン」田原秀樹、その妻香奈、二人の愛娘知紗。
「幸せな」家族に降りかかる、身の毛もよだつ「災厄」とは…。

まあ詳細なあらすじとかはウィキってくださいです。

とにかく、久々に面白いサスペンスホラーに出会ったなーーー!!!って感じでした!
もちろん「ぼぎわん」という怪異への恐怖もあるのですが、章ごとに語り手が変わる構成を生かして、だんだんと真実が浮き彫りになっていく感じがもう楽しくて…!!
お前…良いパパやと思ってたのに…!!ってなりますww
1章呼んでる途中に「ん?」ってなるシーンが多くて(「そこすっ飛ばしちゃうの?」みたいな)なんぞって思ってたんですけど、2章を読み進むうちに「なるほどぉぉぉ」ってなりましたww
都合の悪い事は忘れる、良いように曲解する。見ないようにするっていう、男のアカンところのフルコンボだったわけですね~~。

最後の方のぼぎわんと比嘉琴子のタイマンは正直ちょっと笑っちゃいましたし、ぼぎわんのビジュアルがどうがんばって想像しても
↓青くちびる

だったので、なんかこう…ギャグかな?ってなっちゃったんですけどww
でも全体的にすごくテンポもよく、一気に読めちゃいました。
映画はかなり内容が変更されててリアルに妖怪ウォッ〇…というかGS〇神というか
妖怪大戦争だと聞いてますが、とても見てみたいです!
告白も渇きも好きだったし、きっと面白いと思うんだよな~~。

で、このぼぎわんが来るなんですが、なんとシリーズとなっておりまして!
3部作みたいなのですね~。
実はもう続編「ずうのめ人形」も読了しておるんですwww
また後日感想はアップします~~!
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