※ネタバレには配慮しておりません。未読の方はブラウザバック推奨※
というわけで第2弾読んでしまいましたww
すっかりハマッちゃいましたね~~~。
まあ元々サスペンスホラー好きなので、良いもの見つけると猫まっしぐらになっちゃうんです。
そう、私、大のホラー好き。
そんな私がなんか、こう、胸が苦しくなるというか…疑問を抱かずにはいられなかった今回の本なのでした…。
<あらすじ>
どんな時代にも、語り継がれている「都市伝説」。
オカルト雑誌で働く藤間は、ある都市伝説が書かれた原稿を手にする。
その都市伝説は、話を聞くだけで「呪い」がかかり、怪異に襲われるというものだった…!
都市伝説の典型と、「呪い」の伝播という古典的主題を全く新しい現代ホラーへと仕上げた傑作。
いや~~~~~ほんとこれまじで面白かった~~~~~!!!!
前作の「ぼぎわんが、来る」も古典的題材(妖怪の訪いとか)を現代ホラーに生まれ変わらせてた感じだったんですが、今回のお話はさらに精度が高くなっていたように感じました!
「怖さ」という観点では、すごく甘口…というか、一人でも全然読めるしお風呂もトイレも行けるってレベルの怖さ度(人形が接近してくるあたりの描写がちょっと怖いくらい)なんですが、話の構成と伏線回収がすごくて、ストーリーが大満足でした。
主人公の藤間さんがひょんなことから手に入れた謎の小説原稿を読み進め、その内容と現実が章ごとに展開されていくスタイルです。
小説の内容がなんというか…もう…里穂という中学生の女の子視点の小説なんですが、ホラー作品が好きな地味な子であった為に「サダコ」とあだ名されてしまっていじめられたり…家庭も崩壊していたりととてもかわいそうなんです。
同じホラー好きとして憤懣やるかたない思いでございました…!
んだよ、ホラー好きで悪いかよ…刺激が欲しいだけなんだよ…2次元と3次元の区別ぐらいついとるわ…くそくそ
が、しかし
物語が進むにつれ明らかになってくる真実に…もう…
え!?
ってなりました…。
里穂…お前…!!!!!!!!
どんでん返しでいうと、戸波さんの正体(というか性別)にも度肝抜かれましたね。
こういうのはメタいテクニックというか、映像とかだと無理な手法ですけど(葉桜の季節に~、とかみたいな手法ですよね)読んでて面白かったです。
そ、そうだったのか…!てなりました。
前回から引き続き登場している野崎と真琴ちゃんが最後に結婚したのも良かったです。
ぼぎわん時もリングっぽい要素ありましたけど、今回のずうのめの方がよりあからさまにリングを取り入れたお話ですね。
リング好きとしては私も絶対最初に他人に読ませると思うwww
老害の舟木のくだりはイライラしましたけど…ああいう輩がホラーファンを孤立させちゃうんだよまったく…。
とにかく面白かったです!
3作目の「ししりばの家」も近日手に入れて読みたいと思います♪
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