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カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

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暗黒女子。


※死ぬほどネタバレしますのでご注意!!※

当時はセンセーショナルな話題に世間が騒然とした女優さん・清水富美加ちゃんが主演の映画。
ティザービジュアルから透けて見える、「綺麗な女子が集まってるってことは、わかるでしょ?ドロドロしてるんですよええ、女子ってやつはね、ドロドロしてるんすよぉぉぉ!!!」感。
大人は、思春期女子ズのドッロドロの内情が大好きなんです。
原作の作家さんは女性なんですよね…女性だからこそ一部ドロドロしてる女子ズへの痛烈な皮肉として書かれたんでしょうかね?
わたしはこう、あからさまな「女子はドロドロするもの」を押し付けてくる作品ってあんまり好きじゃないんですよね~なんか馬鹿にされてるみたいでさ。
でもこの映画は割と楽しんで見れました。
少女ホラー漫画読んでるみたいな感じだった!
昔の「なかよし」で別冊の付録とかでついてくる、少女漫画家さんが書いたホラー漫画、みたいな。
現実世界とリンクさせて考えるにはあまりに稚拙なので、これはあくまでも少女漫画の世界、ってことでww
そういうふうに見れば面白かったです。

<あらすじ>
聖母女子高等学院の文学サークルの第61回定例会は、毎年恒例の闇鍋をしながらの自作小説の朗読会であった。
いつもは小説のテーマは自由だが、今回は現会長の澄川小百合により、「前会長・白石いつみの死」がテーマに設定された。
各メンバー内の小説の内容は、他のメンバーが犯人であると告発し合うような内容であった。

↑うぃきこぴ。

この映画一番の見所は、なんといっても清水富美加ちゃんの怪演ですね!!!!
いやーーーー素晴らしかった!!!!!
うすうす気がついてたけどこの子、良い演技するね!!!!
なんで出家なんてしてしまったんや…。
まあでも本作は間違いなく彼女の出家の一因となったんでしょう。
東京グールと暗黒女子、この二本がトドメになったんだろうね…惜しい人をなくした…・゜・(ノД`)・゜・(死んでないけど)

このお話は、「死んだ前会長の死」というテーマで書いた小説、というていで、それぞれのメンバーを犯人として告発していく、という感じで進んでいきます。
それぞれが違う人物を犯人としており、一体誰が犯人…!?となったところで、死んだ会長の残した小説、というていでネタばらしが始まります。
実は会長は全メンバーの秘密を握っており、自分の人生を輝かせるための脇役、としてメンバーを服従させており、メンバーからの反撃にあった会長はさらに復讐することにし、メンバー全員最後に殺そうとしていたのでした。
……せ、性格わっる!!!!!!!!
てかなんなん!?その自意識過剰で自信満々なナルシストっぷりは!!!!!!
「わたしは美しい!!!!わたしのためにみんな動くべき!!!!!わたしにひれふせ!!!!」って
頭の悪い小学生かよwwwwww
こういうところがすっごい漫画くせーなーと思っちゃいました…。
現実にいねーよそんなやつwwww
大体、会長とかがそんな権力持ってるとかねーよwwww
たかが高校の文学部の部長、とかやんwww
他の生徒から見たらポカーンだよwwww
10年後ぐらいに夜思い出して布団の中で顔真っ赤でジタバタして「あ”ーーーーーーーーーーー」って叫ぶ奴やんwwww
ほで高校在学中に先生と姦通して妊娠して、「結婚しよう、お父様も話せばわかってくれるよ」って
んなわけwwwwwww
大体はビンタされて堕せって言われるわwwwww
実際そう言われてたわwwwww
もーーーーーほんと少女漫画www

ラストのどんでん返し部分は結構面白かったです。
清水富美加ちゃんの演技が冴え渡りまくってましたねwwww
なんで闇鍋?っと思ってたんですが会長の肉喰わせる為の演出だったわけか~。
最後、「ヴィーナスの腕だよ」って持ってきた会長の腕、あれ糖蜜かなんかでコーティングされてた???
すげぇサイコパスだねwwwww
まーこのカニバリズム描写とグールの人肉喰い設定で富美加ちゃんは出家してしまったのだね…これは仕方ないなってちょっと思ったわwww
でも自分を追い詰めてしまうぐらい、役に没頭して研究しようとしてたんだもんね。
そりゃー良い演技だわさ。
千眼さん?になっても頑張って欲しい。
わたしは宗教って苦手なので今後彼女の作品を見ることはないとは思うんですが…。

個人的一番のイヤミスポイントは、屋上で4人の前で自殺(その時は見せかけ)する前に、会長が4人の子達を煽りまくってるところですねwwww
さいこうにぶん殴りたくなる!!!!!wwwwwww
あ、あと二谷さんが老人と援助交際(というか出張ヘルスだろあんなん)してるところですね。
クラスに一人はいそうな超真面目っぽい子が、メガネ外して公衆トイレで老人にご奉仕している姿のグロテスクさよ…。
お母ちゃんはそんなことさせるためにあんたを学校にやったんとちゃうよ!!!(泣)ってなる…。

そしてですね。
本作には全く関係のないことで恐縮ですが、夏公開予定「ダイナー」にて主演を勤める玉城ティナ氏が本作に出ているわけですよ。
わたしは彼女の演技を今まで見たことがないので、これ幸いと演技力を鑑賞しておりました。
結論から言うと、よくわかりませんでしたwwwwww
この暗黒女子ではしっとりとした、どこか影のあるブルガリア人という役どころでしたので
ダイナーのカナコとは設定も性格も違いすぎるので参考にはなりませんでした。
演技は下手ではないことだけはわかりました。
が、やっぱりガクブルなよなよ系の演技をするような子なんじゃないかな…?
あと見た目がかなり異国人なので、やっぱりカナコには向いてないんじゃないかな…。
目がすごく大きい子なんだけど、それがキツかったりかっこよかったりはしなくて、かわいらしい(むしろ少し不気味な、ティムバートンの人形の女の子みたいな)感じなんですよね…。
不安がどんどん募っていきます…。
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