※いつもどおりのネタバレです。※
先日のシャイニングに引き続き、古典の名作回収パート2でございます。
ありがたいわ~アマプラ。
ほんと、このビッグネームを今までスルーしてきたのは単純にレンタルショップで見かけなかったってだけなんですが、もっと早く見ておけば良かったと思いました。
それぐらいにすばらしいホラー映画でした!!!!
ホラー映画の癖にMoMAにフィルムが永久保存されているって肩書きは伊達じゃない!!!
<あらすじ>
テキサスで墓荒らしが横行しているとのことで、帰省ついでに様子見るついでに遊ぼうぜ!と若者5人がワイワイとドライブしていると、一人のヒッチハイカーが。
乗せてやると言動おかしいし行動おかしいし、自傷始めるしでたまったもんじゃない一行は彼を追い出すことに。
その後寄ったガソリンスタンドもなんか不穏。しかもガソリンがねぇ。
仕方なく目的地まで行き、近所のお宅にガソリンを分けてもらおうとするのですが、それが地獄の始まりであった…。
きっとこの作品がホラー映画の基盤となったんだな~~~。
・若い男女混合グループ
・カップル
・ガソリンスタンド
なんかは、ホラー映画にかなりよくあるシチュエーションだと思うんですけど
それがこの作品へのオマージュだったんだなーって思いました。
私は結構「初代にして至高」タイプの人間なので、元ネタをちゃんと知れて良かったです。
稀有だなーっと思ったのが、この若者たちは全然悪い子達じゃないんですよね~。
大体ホラーの殺され役の子たちってド不良だったり悪行三昧でリア充のパリピだったりするんですけど。
この子たちはまぁリア充ってのには当てはまるけど、それ以外はわりと良い子たち。
そんな子らが頭のおかしな連中になぶり殺しにされてゆく様が何とも言えず諸行無常を感じました。
なんですかね~、「殺してもいいようなムカつく奴ら」っていう免罪符が無いので余計に恐ろしく、不条理を感じてしまうのですね。
でも現実はそうですもんね。
罪のない人々が凶行にあったりする、とてもある意味平等な世界ですもんね…。
ただ笑っちゃったのが、全く同じパターンで3人続けて死ぬんですよねwwwwww
怪しい小屋を見つける
↓
誰かいませんか~と大声で声かけしながら家に不法侵入
↓
レザーフェイスに見つかる
↓
解体部屋に引きずり込まれて殺される
上記×3なのです。
そりゃね、ご本人様たちからすれば怪しい家もレザーフェイスも解体部屋も初めましてですけどね、こちとら3回目だよwwwwwwってなるwwwww
ワンパターンwwwwww
まああれですね、この映画の本編はサリーがとっつかまってから、ってことですね!
このサリーの中の人の演技はまじで良かった!!!!!
もう悲鳴がリアルで…ほんまこっちも一緒にガクブルびびれました!
あと、全然関係ないけど本当に瞳の緑がきれい。
宝石みたい。
ええなぁ外人さんは…。
さらっと流してましたがレザーフェイスね、彼もとても良かったね!!!
ジェイソンやフレディとよく並んで紹介されることが多い彼ですが、他の方と違い彼は純然たる人間。
頭のおかしな人間なのです。
なのでちょいちょい人間臭くてかわいかったりするのがとても良い!
ドア壊して怒られて凹んだりとかwwwww
まあ革の仮面にオカメな化粧施した状態でチェーンソー片手にダッシュする姿は失笑通り越して逆に狂気が恐ろしかったですけどwwww
やー、ソーヤー一家まじで良いわ~~~
ゾンビのおじいちゃんとミイラのおばあちゃんにはぞっとしたし。
あの狂った食卓…なんとなくアリスのマッドティーパーティを思い出させるわ…。
映像も味があって美しく、ホラーとしても最高に怖く、尺も長すぎないのでしっかりとしたまとまりと展開があるし、ほんと最高峰ですね。
良いものはいつ見たって良いんだなって改めて思い知りました!
余談ですが、この映画全くグロシーンが無いので、グロ苦手な人でも絶対見れますよ!
でも超絶怖いので気をつけて見てくださいねwwww
あと間違えてリメイク版の「テキサスチェーンソー」を借りないようにねwwwww
あっちは120%グログロですから!
肉フックがトラウマになるからね!!!!
DBDとかでレザーフェイス初知りで興味持った方は是非こちら「悪魔のいけにえ」から入ってみてください♪
余談その2。
あの、サリーのご兄弟(兄なのか弟なのかいまいちわかんない)の子ね、あの子はほんまかわいそうよね。
あの子、車椅子である必要性ってあったんだろうか。
もうちょっと車椅子でしか表現できなかった恐怖、とかあればわかるんだけどな~~~(ミザリーみたいな動けぬ故の恐怖とかさ)
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