※今更ネタバレ配慮とかせんよ※
これはねぇ…。うん…。
最初に結論を。
細田守の最高傑作はサマーウォーズであり、それを超える傑作はおそらくできない
んだと思う。たぶん。竜のやつ見てないから知らんけど。
よくネットとかで、アニメ監督たちの性癖に関して語られてると思いますけど、細田さんは「童貞が見る夢」みたいな女がとにかく好きなんですね。
サマウォもナツキ先輩とか顕著にそうじゃん。
そしてそういった女子が本作にも出てくるわけですが、それがもう全てブチ壊してると言っても過言ではないんですよね。
家族を失い孤独に生きた少年を異世界のバケモノが拾い、異種間の絆を結ぶというテーマだけで十分だったんじゃないでしょうか。
そこにポッと出の女絡ませて、結局人間の世界に戻ってしまうという結末…これは一体どういう話だったんだ?全然理解できない。
バケモノであるクマテツもちょっとね、見せ方が上手くないと思う。
本当は実力があるのに交流が下手で上手くいってない感を感じとるのが難しい。
そしてクマテツと九太の交流を深める描写も下手な気がする…。
見てて、「あぁ、これはこちらがある程度察して脳内補完してあげなくちゃいけないんだな」ってすごく思いました。
選んでるテーマ性や世界観、バケモノに育てられた子同士のぶつかり合いなど、とてもとても面白い要素がいっぱいあるのに…どうしてこうなったとしか言いようがない。
豚とサルは良かった。
これね、映画館に見に行ったんだよね。
モヤモヤしながら帰って来たの覚えてるわ。
今回は金ローでやってたから見たけど、もう進んで見る事はないな。
サマウォは傑作なのにな…。
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