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カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

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シン・ゴジラ。


※ネタバレもきっと、すると思う※

と、言う訳で。
初代ゴジラを見たからには見ないわけにいかないのがシン・ゴジラ。
劇場に見に行き、金曜ロードショーでも見て、今回の鑑賞で3回目となりますが
何回みても面白い…!!!!!!
いや、これほんっと最高に面白いよね…。
シンゴジ批判してる人は多分、脳の大部分が休眠中な人だと思うので
脳トレして、世界が少しいつもより素敵に見えるなって思ってから鑑賞するがいいです。
それぐらい、これを感動して見れないということはもったいないです、はい。

<あらすじ>
東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出し、東京湾アクアラインでトンネル崩落事故が発生する。
すわ海底火山か、とざわつく国会のみなさんを尻目に、ネット情報などから巨大不明生物だと推測した矢口蘭堂は、国と国民を守るため、「日本」という国を動かすために画策する。

すっごい一言にあらすじまとめましたけど、この作品の最大の魅力は「群像劇」であること。
なので一応矢口は主人公ですけど、そこまで突出した主人公ではありません。
ハリウッド映画では、大体国や地球の危機を救うのは強い力を持ったヒーローであり、そのヒーローと敵首魁がガチンコバトルを繰り広げるところに焦点を当てて描かれることが多いと思いますが、本作品では首相・国会・自衛隊・研究者・民衆といった、「日本国民全員」で「ゴジラ」という危機にいかに立ち向かうのか、というところに焦点が当たっています。
徹底的にリサーチされた情報を元に作られた議員達の「責任転嫁したい気満々で本音なんか絶対言わない会議」とか、「会議通さないと何にもできません」感とか、自衛隊の作戦展開とか
最っ高に「日本」感溢れる映画になっています。
そう、主題はゴジラではなく、「いかにして驚異に立ち向かうか」というところに持ってきたわけですよ。
庵野やるやん。

だからといって、ゴジラがおざなりになっているわけでは決して無い。
ティザーから溢れかえっているように、シンゴジのテーマは「原点回帰」。
初代ゴジラが担った「厄災」という役割をシンゴジもしっかりと担っているわけですね。
よく言われているように、東日本大震災や、それに付随する原発問題。
その暗喩としてのゴジラである、と。
これが初代ゴジラでいう水爆実験への問題定義と同じ構造のオマージュになっております。
初代ゴジラのヴィジュアルも踏襲しつつ、庵野の中のゴジラ像を具現化したシンゴジは、見慣れたものであるはずなのに、どこか奇っ怪で畏怖を覚える恐怖の象徴となっていました。
こういうキャラデザさせたら最高だねあいつは。
中二病のまま大人になった子供だからwww
何者にも左右されない存在なので耳がない、とか
捕食の必要がないから乱杭歯、とか
最高に中二で良いですね、ほんと。
形態がどんどん変わっていくのも良い。
最初たいしたことないと思ってまごまごしているうちにどんどん取り返しがつかないことになっていく焦燥感たるや…。
ゴジラが暴れまわる時間は映画の中ではとても少ないですが、圧倒的な恐怖として焼き付くのがすごいです。
最初にビームを吐くところの絶望感と言ったら…。
しっぽから光が降りてきて、口があんな卑猥な感じにかっぱり割れて、火炎からプラズマ化してレーザービームになる過程とか、マジかっこよかった。てか神々しかった。
すぱすぱビルが切れて、爆発して、首相がぶっ飛んでww
背びれビームに移行したのもすごかった。
語彙が少なくて申し訳ないけど、本当に怖かったです!!!!

んで、破壊の限りを尽くされた後からの反撃が最高にスカッとしましたね!!!!!
打開策を見出したのが、各界隈からのはみ出し者たちってのも最高に良いし、オキシジェンデストロイヤーのような架空の兵器ではなくて、民間企業でも作れる凍結剤で打開を図るのが最高に良い。
ほんと、ゴジラ(虚構)対ニッポン(現実)って感じだった。
そして何より私たちを興奮させたのが、無人在来線爆弾を筆頭とする「働くクルマたちの大活躍」ですよねぇ~~~~~♡
あんなに胸踊ったシーンも久々だぞ、というぐらい良かったです!!!!!!
なんて言うんですかね…重火器使い放題のバイオシリーズよりも、火かき棒や傘なんかでピンチを切り抜けるSIREN派なんです私www

石原さとみに関しては、顔が良いから全てオッケーです!!!!!!!!
ウザイ役柄なんですよあれは!!!!!!!!!
まぁ私は圧倒的尾頭さん派です。

まだまだゴジラ熱が続いてるので、関連作品色々見たいと思います~~~ヽ(´▽`)/
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