先日、平山夢明の史上最高傑作である「ダイナー」を読み終わってしまい、ダイナーロスになっている私です。
Web連載の「ダイナー2」も公開しているものは舐めるように読み終え、でもまだダイナーの世界から出たくない…出たくないよママン…という悪あがきで、せめて同作者の小説を読もう…と思って読みました。
まあこれは、実話系怪談本なので正直ダイナーの足元にも及ばない満足度でした…。
なんでしょうね、お腹がすっごく空いているときに飴舐めた気持ちですかね。
うん…味するし美味しいし、無いよりはマシやけど…でも逆に空腹が刺激されちゃうよぉ…
って気持ちです。
あらすじも解説も必要無いような内容ですしね…。
いろんな人の体験した(した体の)奇妙で背筋がぞわぞわするような話がたくさん詰め込まれている本です。
もちろん平山節といいますか、シンプルな言葉で最大限の恐怖を煽る文章で構成されてますので普通にぞくぞくするし怖いし良質ホラーですよ。
「超」怖い話シリーズとは違い、顳顬草紙はそこはかとなく怖い・ぞっとするような話が多いので、平山夢明のシリーズの中ではかなり気軽に読めます。
でも…でも…
私もうダイナーを知ってる体だから…
ちょっと満足できなかった・゜・(ノД`)・゜・
これを機に、まだ買ってない平山作品を総なめするか…。
トラウマ増やすの怖くておっかなびっくりなんだよな…ww
とりあえず異常快楽殺人あたりから手をつけましょうかね。
↑これ読んでないって、平山夢明好きとは言えないよねwwwwww
はいすいません、買ってきます!
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