私の敬愛する作家さんの一人、中山可穂著の割と新しめの小説になります。
この方かな～～り遅筆な方でして…新作を首をなが～くなが～くして待っているうちにろくろっ首になってしまう感じなのです。
元々はかなりヘビィなレズビアン小説を書かれていた方で、その繊細な表現力と苛烈な性描写に
ビッチビチの13歳だった私はドハマりしてしまったのでした。
ご自身もレズビアンだということですごくリアリティがあり、尚且つ乙女なら一度は言われてみたいようなロマンティックなセリフとかが夢見心地な気持ちにさせられる（ただしその後でどん底に叩き落とされることが多い）小説ばかりで、発行されてるものはほどんど読んだと思います。
現在はガッチガチのレズビアン小説ばかりではなく、ミステリーだったり、ノーマルな恋愛だったり、色々な世界観の小説を発表されております。
私は実は創作物で恋愛モノってとても嫌いな部類に入るんですが、可穂さんだけは別です。
なんというか…純度がケタ違いっていうか…魂の琴線に触れるっていうか…
とにかくすごいです（語彙力崩壊）
万人に合うとは思いませんが、ハマったら麻薬のような小説家さんですね。
んで「男役」なんですけど
これは宝塚歌劇団、通称「ヅカ」を舞台にしたお話になっておりまして、昔ヅカであった痛ましい事故やオペラ座の怪人なんかのエッセンスを取り入れた感じのお話になっています。
公式の煽り文句は「愛と運命の業を描く中山可穂版・オペラ座の怪人!」
やだーすてきーーーー
私実は宝塚には一度も触れたことが無いので、細かいディティールを拾いきれなかったのが残念でしたが、可穂さんらしいキュンと胸を突く素晴らしい小説でした。
この話読んでからヅカの男役さんの画像検索とかめっちゃしたんですけど
あれですね、天海祐希めっちゃイケメンでしたね
すごくすてき
ヅカに触れちゃったら私沼る自信しかないわ…
あ、ちなみにこの小説3部作なので、続きもあります！
が！！！！
ずーっと探してるのに本屋に置いてないんですよ！！！（怒）
多分本が出る間隔が遅すぎてコーナー維持できないんだと思うんですが…なかなか辛いです(つд⊂)
私極力本とは本屋さんで出会いたい族でして…お取り寄せとか嫌なの…
なんとか…可穂さんコーナー維持していただきたい…一応都市部なんだし…
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