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カラスと机。

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劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜。


※気持ち悪い感想であること請け合い※

2年前、あるドラマに夢中になった。
たまたま番宣を見て軽く興味を持ち、1話リアタイして爆ハマり。
毎週毎週深夜枠にも関わらず、テレビの前で笑い、叫び、時には泣き、たった7話で完結のドラマの行く末を多くの同士(主にTwitter)と共に見守った。
もちろん「おっさんずラブ」の話である。

ドラマは、本当に笑いあり涙ありで、7話という短い話数でもしっかりとストーリーがまとまっており、言うなればジェットコースターのようなドラマであった。
そんな、完璧に終わった物語が、なんとこの夏劇場版になったのである。
正直最初は喜んだ。
またはるたんや牧に会える。しかも劇場の大きなスクリーンでだ!!!
これが僥倖でなくてなんなのだ!
はやる胸を押さえつつ、夏を待っていた。

時が経つにつれ、不安になってきた。
ドラマが終わって1年は経つし、あんなに綺麗に終わったストーリーの続きとは…?
もう、また悩んだり傷ついたりする牧を見たくないよ…と
悶々とする日々を送った。

はるたんは、はるたん以降めちゃくちゃな人気俳優になった。
もう、破竹の勢いどころではない。爆竹の勢いで各方面にひっぱりだこで、テレビではるたんを見ない日はないぐらいになった。
主演ドラマがまたヒットしており、はるたんではないはるたんの演技を見て、少しずつ、はるたんから田中圭へと認識を移ろわせていった。
結論からいうと、劇場版おっさんずラブは最高に面白かった。
息ができないぐらい笑って、また笑って、やきもきして、そして泣いた。
そして、あの爽やかさとか晴れやかさとかを残すラストを見届けて、拝んだ。
また、おっさんずラブの世界を見させてくれてありがとう、と。

そりゃ、ある。
もちろん、あるよ、重箱の隅。
ストーリーの甘さに関しては疑問を覚えるところはたくさんあるし、唐突な差し込みや演出、そもそも志尊淳は本当に必要だったのだろうかとか。
牧とはるたんのすれ違いも、そもそもまじで牧が話聞かなさすぎる&話しなさすぎるに尽きるで、ドラマ版ではそれが性的マイノリティ故の葛藤だったりするけど映画版ではそうじゃなくてただの牧の性格上の問題になってるから、いくらわたしが牧過激派だとしても、かばいきれないよ牧、牧おまえちゃんと話せぇ!!!!!!!!!
(ただ、この牧のくだりに関しては性的マイノリティ云々ではない、「普通の恋愛が成就したその先」を描きたいという意図はちゃんと伝わっているので全然批判ではないんですよ、あしからず)

そんなことはもうどうでも良いぐらい、やっぱりはるたんははるたんで、牧は牧。
色々納得できない点もどうでもいい。
これが、最後のはるたんで、牧だってわかってるから、もう、いい、いいよ、さいこう、すき。
最後の徒花を見事に咲かせて、笑って泣ける映画にしてくれてありがとう。
要するにこの映画はボーナスタイムというか、Cパートというか、エピローグというか…
本編見終わったあとのお楽しみ的な、ご褒美的なものなので。
あくまでも、ドラマが本編だから。

だんだん田中圭になっていってたはるたんは、やっぱり私の中では永遠にはるたん。
はるたんだいすき。
はる牧だいすき。

夢を、青春をありがとう、おっさんずラブ!!!!
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