※こちら、ネタバレまじ厳禁な映画だと思います!!!!!前半部分はがんばってネタバレ無しで書くので、興味を引かれた方は後半を読む前にぜひ見てみてください!!!!※【前半:ネタバレ無し感想】
こちらの映画、存在は知っていたのですがPKGからあふれ出る、そこはかとないB級ホラー映画感に騙され、あんま面白くなさそうだな、っとスルーしていた作品でした。
うごうごしているうちにアマプラで公開されており、これ幸いと鑑賞した次第ですが。
んもうめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃおもしろかったんですうぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!こんなに面白いってマジで思ってなかった…おすすめ…!!!!!
あ、そう、ほんで私と同じ勘違いをしてる人がいるかもなので最初に言いますが、これはホラー映画ではなく、
サスペンスコメディです!!!!!!(そんなジャンルがあるのかは知らんが)
<あらすじ>大学生のイケイケ陽キャでクソビ〇なツリーは、男に色目を使ったりルームメイトの女子には最悪な態度をとったりと悪行三昧の日々を送っていた。ある日いつものように泥酔し、行きずりの男の子の部屋で目が覚める。その日は誕生日だったので、パーティーへ行こうとすると、何者かに襲われ、殺されてしまった。目が覚めると、そこは今朝目覚めた行きずりの男の子の部屋。そう、この映画、ツリーは悪夢の一日を繰り返すという、ループ物だったのである!!!ね?パケから想像もできなかったでしょ???
そうなんです、これループ物なんですよ!!!!!!!
邦画の「ループ」「時かけ」やら洋画でも「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「バタフライエフェクト」なんかが大好物なわたくし。(余談ですがこの映画見て触発されてオール・ユー・ニード・イズ・キル見返しちゃたりしましたw)
ループ物とわかった瞬間テンションだだ上がりでした!!!
まあループ物でもね、「今日も僕は殺される」的なクッソ映画な事もあるからな…と身構えていましたが、そんな心配は無用でした。
ストーリーは基本わかりやすく、ループ物にありがちな整合性を追うのに必死でよくわからなくなってくる事もありません。
というのも、主人公があまり頭が良い方の人間ではなく、(かなり控えめな表現)行動原理が単純明快なので、見ているこっちも「オッケー!」ってなるのです(笑)
何でしょうかね、ハーレクインさんみたいな、悪カワヒロインとでも言うのでしょうか。
とにかく主人公ツリーがかわいくてしょうがないですwww
やってることはかなりクソ女なんですけど、憎めないと言いますか…すごく応援したくなっちゃうチャーミングなキャラクターなんです。
2まで見てもらえば、ほんとに好きになるし、何より2のオチで「ちょwwwwおまwwwwww」って笑えるのでほんとに2まで見て欲しい!!!!
【ここからネタバレします!!!!!!】
これくらい下げれば良いかな?
まあそれにしても、ほんと主人公の行動原理が良いwww
「もーーー犯人わかんねーし、片っ端から当たっていくか!」っていう単純明快さがwww
しかもそれが、トライ&エラー方式で、とにかくなんかわかるまで死にまくるっていうのが最高に単純で良いw
こういうのって普通なんやかんや推理したり作戦たてたり、ループしてることを逆手に取ったり、なんかやるもんなんじゃないのwwwってwwwwww
そうこうしてるうちに犯人は連続殺人犯だ!と当たりが付いて、紆余曲折を経て危機を回避して、良い感じになった冒頭の行きずりの男の子(実はセ〇クスしてないんだけど)と良い感じの未来にすすむのかと思いきや、またループしてしまうという展開も、定番でありながらやっぱりおもしろいどんでん返し方式ですよね。
んで衝撃のオチが、実は犯人はルームメイトのロリだった、というところですね。
冒頭、ツリーがクソ女っぷりを遺憾なく発揮しまくってたエピで、ロリが作ってくれたケーキを食べずにゴミ箱に捨てる、というのが実は死亡フラグ回避になっていたという伏線回収がすごすぎておしっこちびりました!!!!!
まじかよ…まじかよ!!!!!脚本すげーーーー!!!!!
無事に真犯人がわかり、ロリを倒して(多分死んだ)無事ハッピーエンドを迎えることができました。
で、2な!!!!!!!2の冒頭は1の直後から始まるので、続けてみた方が面白いんじゃないでしょうか。
2のネタバレもガンガンしていくから自衛してくれよな。
するよ?ネタバレ。
というわけで、2は1で何故ループ物になったのか、という説明回と新たなループに入ってしまったツリーが究極の2択を迫られる、というこちらもめちゃくちゃワクドキするサスペンスコメディになっております……違うな、これは、SFコメディ、が正しいな!
そう、これ、SFです!!!!!!!!wwwwww時間のループだったり並行世界だったりってのはもうSFでも古典の域ですもんねー。
そんな古典を楽しく解釈!ってかんじで、もう整合性とか細かい所なんか気にしたら終わり。
勢いと笑いと、2の最大の醍醐味であるお母さんとの涙のエピソードを楽しんだら良いと思います!!!!!!
1でループの原因が、大学で開発していた時限装置「シシー」とわかり、なんやかんやまたループの世界に入ってしまったのを止めようとするも、ツリーは元居た世界とは違う世界線に来てしまっていることに気づきます。
それは、前回犯人だったロリとは普通に友達で、クソ教授とは不倫しておらず、恋人になったはずのカーターがクソ女2のダニエルとデキている世界。そして、死んだはずのお母さんが生きていている世界…。
ツリーはループを閉じてこの世界に留まるか、元の世界に帰るかを選ばなくてはいけない…。
これがすごく面白かった…もうループもの・並行世界モノの真骨頂じゃないですか…!!!!!
かの有名なループ物、バタフライエフェクトのラストを彷彿とさせますね。
こういう話はどう転んでもどこかには切なさが残るのですよ…。
ツリーも、紆余曲折を経て元の世界に帰ることを選びます。
恋人を取って母親を捨てることになってしまうのですが、なによりもその母親がツリーの背中をしっかりと押してくれるのが超良いんですよね…。
全部を話すわけにはいかないツリーが歯がゆそうにしているのを、わかって、しっかりと正しい方向に導いてくれる母の偉大さと懐のふかさと、何よりも愛に心打たれます…普通に泣けます(ノД`)・゜・。エーン
んで、元の世界に戻ったあと、国のお偉いさんにシシーの研究を手伝って欲しいとオファーされ、
実験台にダニエルをスパッと差し出すツリーのクソ悪女っぷりがもう、最高でした!!!!!!!!!!!
ダニエルはねー、カーターと付き合ってるのに他の男にも手を出してるクソビ〇チだったからねーーーwwww
しゃーないし、自業自得だとは思うけど、ちょっとやりすぎではあるよねwwwwww
この、オチでしっかりとツリーは悪女なんだぜってのを見せつけてくるのがもうほんとに最高。
はーおもしろかった。
単発じゃなくてシリーズで面白い映画っていうのは本当に良いね~~~~!!!
最近金ローでバックトゥザフューチャーやってて3作連続で見たけど、あれも最高だったもんな。
余力があればそれもレポ書きたいけど、今めちゃくちゃ書かなきゃいけない映画が溜まってるんだよ…おうち時間が増えた弊害(´・ω・)
ありがたい話なのだがね!
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