忍者ブログ

カラスと机。

日々のつれづれと、見たものの感想。

Home > > [PR] Home > 映画 > タクシードライバー。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

タクシードライバー。


※ネタ バレっちゅーほどのことでもないかもですが一応ご注意を※

これは、血と暴力に飢えてた頃にダウンロードしたっきりで見てなかったので見たやつです。
割と有名な古典映画ですよね。
社会派っぽい感じ。
世間もですし、大学時代の同級生がやたら大絶賛していた記憶があったので、まあ外れることはないだろうと思って鑑賞しましたが、もう、もう、全然、超絶、おもんなかったです!!!!!!!!!(白目)

<あらすじ>
帰還兵であるロバートデ・ニーロは、あんまり学歴も無いので夜間のタクシードライバーとして働く。
治安の悪い街を流すうちに言いようのないさみしさに包まれるが、ある日べっぴんさんに恋をする。
でも振られる。
キーってなって、逆恨み行動をしようとするうちに、色々あってなんかヒーローになっちゃった。

はぁ…(ため息)
あぁ、うん、これあれね、映画に風刺とか、現在の社会のあり方への疑問や問題提起を盛り込んでる系のやつね。
べトナム戦争後の治安が乱れきってるアメリカを舞台に、ゆく宛ての無い、寄る辺ないティーンエイジャー(ティーンって歳でもないけど)の、寂しさや、向ける場所がない暴力衝動なんかを描いてる、と。

なんかでも、なんでこの映画がそんなに世間から絶賛されてるのかがさっぱりわからないです。
社会風刺してる作品=良作なのか?
ほんとにこの映画を見て、おもしろいと思ったんだろうか。
映画に抱く感想ってのは、人それぞれだしもちろん作品にもよると思うんですけど、“雰囲気”とか“有名俳優が出てる”とか“戦争を取り扱ってるから”とかで「良い!!!」ってなるの??
それとも“世間が良いって判断してるから良いって言っとく”の?
“こういう雰囲気映画を面白いって言うとカッコイイ”の????

申し訳ないけど私には、ただのヘタレな素人童貞が振られた腹いせに右往左往しているだけの映画に見えました。
メッセージ性とかもあんまり感じ取れなかったです。
結局、ロバートデ・ニーロは帰還兵って設定だけで、全然戦場から戻ってきた人の苦悩って面を書いてるわけでもないし。てか多分軍属だっただけでべトナム行ってないだろうし。
そういう帰還兵ゆえの苦悩、みたいなのを全面に押し出したような内容だったらよかったのになーって思いました。
アメリカンスナイパーみたいなさ~~~~。

多分その、戦後のアメリカの雰囲気とかが根本わからないから理解できないんでしょうね。
あとロバートデ・ニーロの演技が淡々としすぎてて、本当にベツィやアイリスを好きって思ってたのかどうかもちょっとよくわかんなかったんですよ。
突然変な動きとか変なこと言ったりとかするからラリってるんかなって思うし、そうなると行動や言動に何一つ説得力が出ないです。
デートでポルノ映画見に行くぐらい、性欲強いのかなって思ったらアイリスとは何もしないとか、行動の整合性が取れてなさすぎて余計ハァ?ってなる。
何かしらの行動原理があるならしっかり示してくれないとわからない。
解説読まないと理解できない映画だと思う。
もう解説読むのもめんどくさいんでわたしはこの映画理解しなくていいや…。

全然好きじゃない。
見て損した!
PR
Responses0 Responses
  • お名前
  • タイトル
  • メールアドレス
  • URL
  • パスワード

プロフィール

HN:
ネムリネズミ
性別:
非公開

P R