※ネタバレしまくるので超注意！！！！！オチまで言うよ※
これはね～～～
なんかTwitterで盛り上がってて、めっちゃおもしろそうだなーと思って見てみたらほんとに面白くて、もう一度Twitterで感想探そうと思ったらたぐってもたぐってもついぞ見つからなかった…という不思議な体験をした映画ですｗｗｗｗ
何だったんだあの盛り上がり…幻か？幻を見たのか私は…？？？？
＜あらすじ＞
近未来、人々は超AIと共存している世界観。
主人公グレイはそんな世界でもド・アナログな自動車整備とかをしている。ある日全自動運転の車が暴走し、暴走した上暴漢に襲われ妻は死亡、自身は全身麻痺の重症になり失意の日々を送る。
そこに科学者の悪魔のささやき「このAIマイクロチップを埋め込めば全身麻痺が治るぞ」
グレイは手術を受け、麻痺が治るがAIマイクロチップ「ステム」の声が聞こえるようになってしまい…？
近未来SFサスペンス、と言えばいいのかな、とにかくなんかブレードランナーっぽい世界観と、アクションがすごくかっこよかったです！！！
グレイはステムの電気信号で動いているので、主導権がステムに移るととにかく動きが機械的で人間離れした感じになるのがおもしろかったです。
自分にだけ見える（ステムの場合聞こえる、だけど）、ネットワークを網羅した最強の情報媒体がバディ、というSF的には最高にわくわくするお話で、冒頭妻を殺した組織に、人間と機械がコンビを組んで乗り込んで壊滅させる！！！
そして、すべてが終わった後に、「私は邪魔ですよね…貴方の中から消えます…」「もう、お前は俺の最高の友達さ！」
そして夕日に向かって走る…。
そんな、ね。
「ヴェノム」みたいなさ
「寄生獣」みたいなさ
そんな、心躍るバディもの、だと
思うじゃん？
ちっがいま～～～～～～～～～～～～～っす！！！！！！！！！！！（アへ顔ダブルピース）
もう、ね。
ほんと、「まじかよ…」ってつぶやいたわ。
ブラフだろ？最終的には実は主人公の為に動いてたんだよーんっていうどんでん返しになるんでしょ？？？って、思ってた時期が私にもありました。
完っ全に裏切られましたけどね！！！！！！！！！！！！！！
結局、ステムは自分が「人間」になる為にグレイの体を奪おうと画策していただけだったんです…。
これ怖くない？？？
AIが人間になる為に
義体を作るわけではなく
機械の体に魂を宿そうとするのではなく
今いる人間の体を使おう、ってなるの、こわってなりました…
結局グレイは幸せな夢を見させられて永遠に目覚める事なく、ステムに体を乗っ取られて終わります。
お約束の意識のせめぎあいとかも一切なしです。
まー驚いた。
ま、善良な主人公サイドにしてはやたらさっくり人を殺すな～とは思ってたけど
でも寄生獣みたいにだんだん心を通わせるんだと思ってたよ…。
なんでしょうか…どんでん返ししたらその勢いでどんでん返しどんでん返しになっちゃった、みたいな気持ち、というんでしょうか…。
私もまだまだ青二才であったなぁ…としみじみした映画でした。
いやーーーーー面白かった！
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